つばめNaviは海外渡航のための予防接種サイトです。
渡航先の情報から予防接種の病院探しまでここで完結できます。

2020-05-22 09:05:44

【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(5月21日現在)


●報道によれば,アルゼンチン国内では9931名(昨日から648名増(アルゼンチン国内の1日の新規感染者数としては過去最多で,三日連続での最多更新))の累計感染者数,うち416名の累計死亡者数,3032名の累計治癒数が報告されています。
●なお,当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)(DNU459/2020)が5月24日まで継続中です(なお,6月7日まで延長される旨の報道もあります)。また,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続中です。
●短期渡航者やご帰国予定がある皆様におかれましては,強制隔離およびそれに伴う国内移動制限の長期化,国際便の減少を念頭に,出国を希望する場合には各交通機関の運行状況等について,最新の情報の収集に努めてください。


1 報道によれば,アルゼンチン国内では9931名(昨日から648名増(アルゼンチン国内の1日の新規感染者数としては過去最多で,三日連続での最多更新))の累計感染者数,うち416名の累計死亡者数,3032名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関係
(1)ブエノスアイレス首都圏における強制隔離
 20日,フェルナンデス大統領は,大統領公邸でキシロフ・ブエノスアイレス州知事及びラレタ・ブエノスアイレス市長と会合を実施しました。同三者は,強制隔離の次の段階について,特に貧困地域対策と公共交通機関の運用を中心に話し合い,州と市が協力して対応していくこと,強制隔離におけるこれ以上の例外は認めないことで一致したとされています。明22日(金)または23日(土)には,強制隔離措置が6月7日(日)まで延長される旨発表される見込みとのことです。
 また,同20日,フェルナンデス大統領は,感染拡大が特に懸念されるレティーロ駅近くにある貧困地域の代表者を大統領公邸に迎え,これ以上の感染拡大が起こらないように,政府が迅速に対応することを約束したとのことです。
(2)メンドーサ州での強制隔離措置緩和
ブエノスアイレス首都圏とは異なり,メンドーサ州では,スアレス知事が,強制隔離緩和の一環として,今週末から,土・日・祝日に10人までの家族(親,子,兄弟等)での集まりを認めると発表しています。全国的には,感染状況により,各州で次々と異なった対応が講じられています。

3 強制隔離およびそれに伴う国内移動制限 の長期化が見込まれ,見通しも不透明であるとともに,国際航空会社の多くが減便をしている現状から,短期渡航者やご帰国予定がある皆様におかれましては,マスクの着用, 手洗いやうがいの励行などの感染予防に努めるとともに,出国を希望する場合には,各交通機関の運行状況等について最新の情報の収集に努めてください。 (以上)

Pick Up!コンテンツ