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2020-06-11 09:05:32

国内移動許可申請(7月10日終了)


○ペルー外務省より各国外交団に対し,外国人の国内移動(地方よりリマへの帰国のための移動)への便宜 は7月10日までとする旨通知がありました。同日以降は,これまで外国人が国内移動する際に与えられていた特別な許可はなくなり,外国人もペルー国民と同じ規則に沿った形での移動となるとのことです(規則の内容は現時点では詳細は不明です)。
○ペルー政府は,国内線や長距離バスの運行再開時期を経済再開計画の第3段階目に位置づけており,閣僚の発言等では7月から8月 とされていますが,詳細な時期,頻度,搭乗の条件の有無等については不明です。
○つきましては,現在の制度を利用して,帰国のために地方からリマへの移動をお考えの方は,申請に必要な時間(必要書類提出より移動日まで最低5日間)についても考慮の上,早めに当館までご相談いただければ幸いです。
○なお,国家緊急事態令は6月30日までとされていますが,同令終了後自動的に国内移動の制限や国境閉鎖措置が解除されるわけではなく,前者についての解除は7月から8月,後者については8月下旬以降と見られています。そのような状況の中で,既に一部航空会社が7月1日以降の航空券の販売を開始していますが,現在多くの航空会社が一度購入した航空券の返金処理を行っていませんので,航空券の購入を検討される際は,必ず国内移動制限や国境閉鎖措置が解除されているか十分確認するようにお願いいたします。


【参考:国内移動許可の申請(地方からリマへの移動)】
出国を前提(出国日未定であっても可)とした地方からリマへの移動について,ペルー外務省は,所要の手続きを行うことで許可することを検討するとしています。
移動を希望される方は,以下の諸条件を十分にご確認の上,移動の手配が整い次第,以下(1)【回答事項】につきご回答ください。ご回答を受け,当館よりペルー外務省に移動の許可申請を行います。なお,帰国便が確定していない段階でも,今後の帰国を前提とした移動であれば申請は可能です。
申請にあたっては,ペルー外務省での審査にかかる正確な時間が不明ですので,最大限時間的な余裕を持った形で移動手段の手配を行ってください。外務省では,大使館からの移動許可申請についてケース毎に審査を行いますので,ペルー当局の判断で申請が許可されないケースも想定される点ご留意願います。また,旅行代理店経由で行う場合は,以下(3)をご参照ください。
ペルー国内の陸路での移動は,道路事情が劣悪であることに加えバス会社の不注意運転等で事故が多発しています。陸路での移動を希望される方は,以下(2)注意事項を熟読の上,伴うリスクを十分確認の上返信願います。
(1)【回答事項】
○移動する乗客の情報(乗客が複数の場合は全員)
・氏名(漢字と旅券に記載のアルファベット)
・旅券番号
・電話番号,メールアドレス
・(乗客が複数の場合)代表者氏名及びコンタクトがつく電話番号(可能な限り)
○使用する車両情報
 ・ナンバープレート
 ・メーカー(例:HONDA, TOYOTA等)
 ・車種(例:VAN SPRINTER等)
 ・色
 ・運転手氏名(注:走行時間6時間以上の場合は運転手が最低2名必要(下記注意事項参照))
 ・運転手免許証番号
 ・運転手身分証番号
 ・運転手電話番号
○日時・場所
・出発日時,到着日時,正確な出発地点の住所(運転手の出発場所及び本人の乗車場所)
・到着地点のホテル名・住所(リマ市内のホテル)(末尾に日系旅行代理店の連絡先もあります。)
○経路
・出発地点から到着地点までの経路(運転手の出発場所,本人の乗車場所とともに,通過する主な道路・通過する州を全て記載ください。また,復路の経路についても記載ください(往路と同一経路であれば,その旨を記載ください。)。)

(2)注意事項(ペルー外務省による国内移動のガイドラインを基にお伝えします。)
○車両の手配は,移動に伴うリスクも十分ご勘案の上,ご自身で行ってください。また,発生する費用は自己負担となります。
○移動する際には,ご本人及び運転手それぞれが,必ず,「国内移動についてのペルー外務省の口上書」,及び「当館作成の移動理由書」を携行する必要があります(追って申請者に当館から送付します)。
○途中で宿泊のために停車することはできません(違反した場合はその場所で隔離措置がとられることとなり,その後の移動が制限されます)。ただし,夜間外出禁止の時間帯であっても走行は可能です(時速30km以下で,ハザードランプ・室内灯を点灯して走行)。
○陸路で移動する場合,検問が多数設置されていることから相当時間を要することを見越して,十分余裕のある移動計画を立てていただくようお願いします。時間的余裕のない移動計画の場合,運転手が無理な運転を行い交通事故につながるリスクも上がるため,くれぐれもご注意ください。
○車両を待っている間,あるいは,車中でもマスクおよび使い捨てゴム手袋の着用が義務づけられます。また,移動の際の飲酒・騒がしい行動は禁止されています。
○陸路での移動が6時間を超える場合は,安全上の理由から車両1台につき最低2名の運転手の配置が義務づけられています。必ず,予め車両の手配業者にご確認ください。
○一般犯罪の発生は国家緊急事態宣言で大きく減少しているものの,誰もいない道を夜間も含め長時間移動することが予想されますので,信頼できる旅行代理店を通じて安心のできる運転手を手配してもらうなど,移動中の車内における安全についても十分な配慮をお願いいたします。特に女性のみや独りでの移動を検討されている方におかれては,運転手の性別や同乗者等を含めた移動手段の検討をお願いいたします。仮に何らかの問題が発生したる場合,距離や通信の具合等によって当局及び当館の対応が通常よりも遅くなる可能性がある点もお含み置き願います。
○ペルーの道路事情は劣悪で,特に首都圏外の遠隔地においては交通事故(衝突・落下等)が多発しています。夜間の事故発生率は高く,危険が増します。また現在の検問状況を考慮すると,全行程の平均速度は30km程度で計算するのが適切です。行程に時間的な余裕がない場合は運転手を急がせることになり,その結果事故のリスクが跳ね上がります。

(3)日本語対応可能な旅行代理店(ご参考)
MICKEY TOUR社
連絡先:mickeycorp@mickeytourperu.com

【問い合わせ先】
在ペルー日本国大使館 領事部
Embajada del Japon en el Peru Departamento Consular Av. Javier Prado Oeste No.757, Piso 16,Magdalena del Mar, Lima Tel :(+51-1)219-9551
consjapon@li.mofa.go.jp
http://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html

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