ラオス正月行事に関する方針

【ポイント】
〇3月25日、ラオス首相府は、標記に関する通知を発出し、「本年のラオス正月に伴う休日は、全国一律に４月１４日～１６日とする。同期間中は、次の行為を禁止する。」としています。

禁止する行為
　寺・公共施設・川辺等での芸能公演、汚水・色水の掛け合い、車から路上の他人に向かって水を掛けること、コンサート・美人コンテスト・パレード、指定場所以外での露店営業

【本文】
首相府官房通知第２８６号
ビエンチャン、２０２１年３月２５日

宛先：各省庁大臣、首都ビエンチャン市長、全国県知事
件名：２０２１年ラオス正月行事に関する方針

－　２０１７年３月３日付首相令第９３号に関し、
－　２０２０年３月２９日付首相令第６号に関し、
－　２０２１年３月２３日の関係機関による協議結果に関し、
－　２０２１年３月２４日の首相指示に関し、

首相府官房は、２０２１年ラオス正月に関し、新型コロナウイルス感染症が世界各地及び周辺国で引き続き流行していることに鑑み、正月行事を実施する際は、政府の定めた措置を実施すると共に、以下の点に注意すること。

１　ラオス正月に伴う休日は、全国一律に２０２１年４月１４日、１５日、１６日とする。

２　ラオス正月の祝賀行事は、伝統に従い、家庭・職場・寺・儀式場所等で行うこと（バーシー儀式、仏像への水掛）。

３　ラオス正月期間中は、以下の行事を禁止する。
寺・公共施設・川辺等での芸能公演、汚水・色水の掛け合い、車から路上の他人に向かって水を掛けること、コンサート・美人コンテスト・パレード、指定場所以外での露店営業。

４　行政当局は、治安部隊と連携し、国境沿いの警備を強化すると共に出入国管理を徹底し、治安秩序を維持すること。

５　治安維持省は、治安秩序を維持し、犯罪を防止し迅速な解決に取り組むこと。

６　COVID-19対策特別委員会は、引き続き対策を実施し、ラオス正月期間中の感染発生防止に万全を期すこと。

７　商工業部局は、物価の安定に務め、便乗値上げを取り締まること。

８　治安当局と行政当局は、各地域の事情に合わせて本通知を実施し、実施状況を監督し、上層部に定期報告すること。

９　情報文化観光省は、本通知の内容を国民に周知すること。

以上を通知すると共に、本通知に基づく対応を要請する。

首相府長官
カムチェーン・ヴォンポーシー

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班 開館時電話：021-414-400～403
閉館時緊急電話：020-5551-4891
メール：consular@vt.mofa.go.jp

※大使館からのお知らせメールの配信停止は，以下のURLから手続きをお願いいたします。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/delete?emb=lao
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止されたい方は，以下のURLから手続きをお願いいたします。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete