けん銃使用の強盗事件等に対する注意喚起

・現在、首都テグシガルパ市を中心に、下記犯罪の発生が確認されています。（※いずれも邦人被害ではありません。）
・外出禁止令が長期化する中、働けず収入がない等生活に窮している市民も多く、今後、窃盗・強盗事件等が増加する可能性も考えられます。
・措置の範囲内で外出する場合でも、移動には十分注意するようにお願いします。

１　けん銃使用の強盗事件
（１）事件概要
夕方の帰宅時を狙ったけん銃使用の強盗事件が散発しています。特に住宅街での発生が多く、形態は様々ですが、自宅車庫に車両を駐車するためや人の乗り降り・荷物の積み卸しのために停車している車両等に近づき、けん銃で脅し所持品を強取するという手口です。車両だけでなく、徒歩で移動している者も対象になっています。
（２）対策
・移動の際は、周囲の状況を良く確認し、不審車両の有無を確認して下さい。
・目的地が近くでも、徒歩での移動は避けて下さい。
・走行中は、常にドアをロックし、窓は閉めて下さい。
・自宅前で車両を停車する場合は、付近に不審な車両が無いか良く確認してから停車するようにして下さい。
・万が一、強盗犯に遭遇した場合は、絶対に抵抗せず、犯人の要求に従って下さい。

２　デリバリーサービスを狙った強盗事件
（１）事件概要
デリバリーサービスにより各飲食店の料理の他、家電量販店や雑貨店等の商品を購入することができますが、配達員の金品や配達中の商品を狙った強盗事件が散発しています。
（２）対策
・高価な商品をデリバリーサービスにより購入しない。（※特に携帯電話機）
・当国での発生は確認されていませんが、他国ではデリバリーサービスを装った強盗事件等も確認されています。配達員を安易に室内に入れず、応対は家屋外で行う等して下さい。

３　抗議活動に便乗した強盗事案
（１）事件概要
現在発令中の外出禁止令により政府の対策に不満を持った市民らによる抗議活動が散発していますが、同抗議活動（道路封鎖）に便乗し、銀行手続きや買い物後の車両の行く手を、タイヤや木材等の障害物により遮り、取り囲んで金品等を強取する強盗事案が発生しています。
（２）対策
・買い物等で外出する場合は、テレビ、インターネット等で抗議活動の発生状況に関する情報を収集の上、動経路を良く確認し、移動には十分注意するようにして下さい。また、少なくとも１つ以上の代替ルートを準備しておいて下さい。
・買い物後は、貴重品や購入品はトランクや足下に置く等して外から見えないようにして下さい。
・走行中は、常にドアをロックし、窓は閉めて下さい。
・前方車両と十分な車間距離を取り、前方に障害物等による道路封鎖を確認した場合は、周囲の安全を確認した上で、可能であれば方向転換し、その場から離れるようにして下さい。
・万が一、車両の行く手を遮られ金品等を要求された場合は、絶対に抵抗しないで下さい。

４　その他の犯罪等
主要幹線道路で信号待ちの車両に対し物乞い（多数の子供を含む）する者が増加しています。
車両に乗車中は常にドアをロックし、安易に窓を開けることがないようにして下さい。

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在ホンジュラス日本国大使館
住所：Col. San Carlos, Calzada Rep. Paraguay, Tegucigalpa, M.D.C., Honduras, C.A.
電話：２２３６－５５１１
国外からは（国番号５０４）２２３６－５５１１
緊急の場合：９９７０－０５５８
Email：ejh-ryojibu@te.mofa.go.jp

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