・7日、ベナン沖において、外国船籍のタンカーが武装集団に襲われた模様です。
・ギニア湾では海賊の襲撃が多発していますので、安全のため、海上交通の利用は控えてください。
7日早朝、ベナンの沖合約300kmを航行中のフィリピン船籍のタンカー(TORM ALEXANDRA号)が正体不明の武装集団に襲われたとの情報に接しています。乗組員はフィリピン人20名、モンテネグロ人1名の乗組員とされていますが、消息は不明となっています。
海賊による襲撃は、ベナンの他、ナイジェリア、ギニア、トーゴ、カメルーン、ガボン等でも発生しており、ギニア湾周辺国に対する治安上の脅威となっています。この海域では南西モンスーン(季節風)が終わり、海賊にとって好条件になることから、今後は人質目的の襲撃が増加するものと危惧されています。危険回避のために、移動手段として海上交通の利用は控えられますようお願いします。
情報源:外務省 海外安全情報オープンデータをもとに作成しています。
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