安全上のお知らせ（戦没者追悼行進の開催及びストライキの呼び掛けについて）（１２／１８）

ポイント
・アルメニア政府は１２月１９日から３日間を今次ナゴルノ・カラバフ戦争における戦没者追悼の服喪期間とする旨発表し、明１９日午後１時スタートでエレバン市中心部の共和国広場からエラブルール（軍記念墓園）まで追悼行進が行われる見込みです。
また、これとは別にパシニャン首相退陣を求める反政府団体も種々の場所で追悼集会や抗議行進を行う可能性があります。
・議会内外野党の集合体である「救国運動」は、２２日（火）正午からアルメニア全土で「ゼネスト」（発表のママ）を決行すると宣言しており、賛同者は共和国広場に集結するよう呼びかけています。
・当地では１１月１０日の停戦以降既に１か月以上にわたり、パシニャン首相退陣を要求する反政府団体や未帰還兵士の家族による抗議行動が断続的に行われており、デモ行進や道路封鎖、地下鉄の運行妨害などが発生しています。当地滞在中の邦人の皆様におかれては、こうした抗議行動の現場では不測の事故や参加者の一部が暴徒化する可能性も排除できないため、絶対に付近に近寄ることのないようにしてください。

本文
１　アルメニア政府は、１２月１９日から３日間を今次ナゴルノ・カラバフ戦争における戦没者追悼の服喪期間とする旨発表しました。
明１９日午後１時スタートでエレバン市中心部の共和国広場からエラブルール（軍記念墓園）まで追悼行進が行われる見込みです。
これとは別にパシニャン首相退陣を求める反政府団体等も種々の場所で追悼集会や抗議行進を行う可能性があります。

２　当地では１１月１０日の停戦以降既に１か月以上にわたり、パシニャン首相退陣を要求する反政府団体や未帰還兵士の家族による抗議行動が断続的に行われており、エレバンやギュムリの市内でデモ行進や道路封鎖、地下鉄の運行妨害等が発生しています。

３　パシニャン首相の退陣を要求する議会内外野党の集合体である「救国運動」は、２２日（火）正午からアルメニア全土で「ゼネスト」（発表のママ）を決行すると宣言しており、賛同者は共和国広場に集結するよう呼びかけています。

４　当地滞在中の在留邦人の皆様におかれては、こうしたデモや集会・道路封鎖等の抗議行動に遭遇しても必ず距離を置き、その場を離れるようにしてください。万が一抗議行動に巻き込まれ被害を被った場合は、当館まで至急お知らせください。

【問い合わせ先】
在アルメニア日本国大使館
所在地：23/4, Babayan Str.Yerevan, Republic of Armenia
連絡先：+374(11)523010（10：00～17：00）　
緊急連絡先（領事）：+374(41)434145
メールアドレス：embjp@yv.mofa.go.jp