つばめNaviは海外渡航のための予防接種サイトです。
渡航先の情報から予防接種の病院探しまでここで完結できます。

2021-05-21 08:35:11

新型コロナウイルス(オンタリオ州政府による新たな再開計画の発表)


20日、オンタリオ州政府は、州全体の予防接種率と主要な公衆衛生の指標の改善に基づいて、公衆衛生対策を徐々に緩和するRoadmap to Reopenを発表しました。


1 この緩和計画は、以下の3つのステップによるものとなっており、概要は以下のとおりです。
●ステップ1
 感染のリスクが低い小規模な集団での屋外活動(最大10人の屋外集会、テーブルごとに最大4人の屋外での飲食)、及び必須でない小売店で定員制限のある店舗(収容人数の15%)の再開。
●ステップ2
 屋外活動を更に拡大し、また、フェイスカバーを着用した上での少数の人々との限られた屋内活動を再開(最大25人の屋外集会、屋外スポーツとリーグ、フェイスカバーを着用した上での定員制限のあるパーソナルケアサービス、収容人数の15%の定員での屋内宗教サービス、儀式、式典の集会)。
●ステップ3
 更に屋内活動が拡大されます。ただし、人数が多い場所や、フェイスカバーを常に着用できるとは限らない場所等には制限があります(屋内スポーツとレクリエーション・フィットネス、屋内ダイニング、美術館、アートギャラリー、図書館、カジノ等(定員制限あり))。

2 州は、主要な公衆衛生および保健システムの指標への影響を評価するために、少なくとも21日間各ステップに留まります。 21日間の終期において、他の主要な公衆衛生および保健システムの指標が前向きな傾向となっていることとともに、ワクチン接種の値が以下の条件を満たした場合、次のステップに進むこととなります。
●ステップ1:成人の60%が1回目のワクチン接種を受ける
●ステップ2:成人の70%が1回目のワクチン接種を受け、20%が2回目のワクチン接種を受ける
●ステップ3:成人の70から80%が1回目のワクチン接種を受け、25%が2回目のワクチン接種を受ける

※ 州政府は、予防接種率を含む主要な健康指標の現在の傾向に基づいて、2021年6月14日の週にはロードマップのステップ1に入ることを期待するとし、実際にステップ1に入る日が近くなった段階で決定するとしています。
※ オンタリオ州による在宅命令(Stay at Home Order)は2021年6月2日までとされておりますが、本Roadmap to Reopenのステップ1にいつ移行するかを評価している間は、Emergency Brakeに基づく制限は引き続き有効となります。

3 オンタリオ州は、州によるワクチン展開とこれまでの公衆衛生および職場の安全対策により、2021年5月22日00:01より、物理的な距離の維持を必要としつつ、次のような屋外レクリエーション設備を再開します。
●ゴルフコースとゴルフ練習場、サッカーとその他のスポーツフィールド、テニスコートとバスケットボールコート、スケートパーク等。
●アウトドアスポーツやレクリエーションの教室は許可されていません。
●屋外における懇親会や公開イベントの人数制限は、さまざまな世帯のメンバーを含め、最大5名となります。
※ Emergency Brakeに基づく全ての公衆衛生、職場の安全対策は引き続き有効です。

4 現時点では、州内の公立および私立の小中学校は、教師主導の遠隔教育の下で運営が継続されます。データは継続的に評価され、医療専門家、保健当局間において協議の上、対面学習を再開しても安全かどうかを判断されることとなります。

【オンタリオ州政府発表】
https://news.ontario.ca/en/release/1000161/ontario-releases-three-step-roadmap-to-safely-reopen-the-province

以上

在カナダ日本国大使館
電話:(613) 241-8541
メール:consul@ot.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

Pick Up!コンテンツ