ジブチにおける感染状況（９月８日付発表）及びデルタ株について

●ジブチ国内での感染者数が増加傾向にあります。ジブチ国内のホテル等において複数の感染者が発生したとの情報もあります。
●９月８日付のジブチ保健省発表によると、ジブチにおける新型コロナウイルスの感染状況は以下のとおりです。
（１）４２４件の検査を実施し、陽性者１５名（陽性率３．５４％）。治癒者８名、死亡者なし。
（２）これまでの感染確認者は計１１，８０７名、死亡は計１５７名、治癒は計１１,６０７名。実施した検査数は計２０９，８３２件となった。
（３）警戒を緩めてはならず、感染予防のための行動の厳格な遵守を呼びかける。

●エチオピアではデルタ株の存在を確認した発表がありました。
９月７日、エチオピアにおける新型コロナウイルスの変異種分析において、デルタ株の存在を確認したことを発表しました。
デルタ株は、感染力が高く、重症化しやすいため万全の対策が必要です。
デルタ株の特徴は、主に下記が上げられます。
（１）飛沫感染よりも空気感染に近い拡がり（短時間の面会でも感染する可能性あり）。
（２）従来型と比べ強い感染力。
（３）短い潜伏期（従来型は約５～７日に対し、デルタ株は約３～４日）。
（４）より重症化しやすい（発症から7日目前後に呼吸状態が悪化する場合が増えています）。
●ジブチ国内ではデルタ株の存在の確認について発表はありませんが、デルタ株に対して警戒をする必要があります。

●邦人の皆さまにおかれては、マスク着用、人との距離の確保（３密（密集・密接・密閉）の回避）、定期的な手洗いや頻繁に触れる物の消毒など、これまで以上に感染予防対策の徹底に努めてください。

在ジブチ日本国大使館ホームページ：https://www.dj.emb-japan.go.jp/files/100201155.pdf　

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