●ナイジェリア保健省及び疾病予防管理センター(NCDC)等によれば,3月26日午後8時35分時点のナイジェリアにおける新型コロナウイルス感染例は合計65例に増加しています。
●連邦首都圏区(FCT)大臣は26日,感染対策として,封じ込め対策の遵守,就業時間の制限などを発表しましたので,ご留意ください。また,報道等によれば,カドゥナ州では外出禁止措置が講じられている模様ですので,併せご留意ください。
●邦人の皆様におかれましては,引き続き,最新の情報を入手するとともに,感染予防に努めてください。
1 ナイジェリアにおける感染状況
ナイジェリア保健省及びナイジェリア疾病予防管理センター(NCDC)等によれば,ナイジェリアで確認された新型コロナウイルス感染例は3月26日午後8時35分(当地時間)時点で,合計65例に増加しています(うち2例は既に陰性が確認され,退院済み。死亡1例。)。
各州における感染状況は以下のとおりです。
ラゴス: 44人
FCT: 12人
オグン州: 3人
エキティ州: 1人
オヨ州: 1人
エド州: 1人
バウチ州: 1人
オスン州: 1人
リバース州: 1人 合計65人
2 連邦首都圏区(FCT)及びカドゥナ州の状況
(1)連邦首都圏区(FCT)大臣は26日,感染対策として,以下のような封じ込め対策の遵守,就業時間の制限などを発表しましたので,ご留意ください。
(ア)3月27日から,就業時間は,午前6時から午後9時までを基本とする。
(イ)レストラン・飲食店においては,持ち帰りサービスのみの提供とするよう指示した。ホテルなど,Social Distanceが確保されている場合は除く。
(ウ)食料などの必需品を販売するマーケットの営業は引き続き行われる。
(エ)危機管理室を立ち上げ,市民からの連絡を受け付けるコールセンターを設ける。
(オ)上記を含め感染拡大防止に向けた封じ込め対策を確保するため,執行部隊(enforcement team)を結成し,市民の対策遵守及び治安維持支援を行う。
(2)報道等によれば,カドゥナ州では全面的な外出禁止措置が講じられている模様ですので,併せご留意ください。
3 感染予防
ナイジェリア保健省やナイジェリア疾病予防管理センターは,日頃の感染予防が感染拡大を防ぐためには重要であるとして,以下の励行を呼びかけています。
●こまめに流水,石鹸を使った手洗いを励行する。水を利用できない時は除菌液(サニタイザー)を使用する。
●咳をする際にはティッシュ等で口周りを覆う。ティッシュがない場合は,肘の内側で口周りを覆う。ティッシュ等は使用後すぐに適切に処分してください。ティッシュが手に入らない場合は,肘の内側などを使って,口や鼻をおさえる。
●咳やくしゃみなどの症状がある人物との濃厚接触を避ける。
●人込みの多い場所を避ける。
●他の人との間に距離をとる(約2メートル)
4 情報収集
新型コロナウイルスに関する主な情報収集源を以下に例示します。
これらや報道などを通じて最新の情報を収集するようお願いします。
●ナイジェリア疾病予防管理センター(NCDC)ホームページ
https://www.ncdc.gov.ng
(学校向けガイダンス)
https://ncdc.gov.ng/themes/common/docs/protocols/175_1583410399.pdf
(自主隔離(self-isolate)に関するガイダンス)
http://covid19.ncdc.gov.ng/resource/guideline/NCDC%20Self-Isolation%20Guideline%20for%20COVID19.pdf
●外務省海外安全対策ホームページ(日本)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
●厚生労働省ホームページ(日本)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
●首相官邸(日本)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
5 感染拡大に伴う各国の水際対策
感染拡大に伴い,感染者確認国からの入国制限措置等を実施している国もあり,また,航空会社によっては感染者確認国との間の路線について運航停止または減便等を行っている場合がありますので,海外渡航を予定している方は,経由国の選定を含め注意が必要です。
また今般,日本において「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されましたので,併せご留意ください。
◎外務省では,日本を含む感染者確認国からの入国制限措置や入国後の行動制限に関する各国措置をとりまとめ情報発信しています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
◎日本の水際対策強化関係情報
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001963.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C041.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html
6 このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
◯在ナイジェリア日本国大使館(医務班/領事班)
電話:090-6000-9019 または 090-6000-9099
※国外からは(国番号234)90-6000-9019 または 90-6000-9099
夜間緊急連絡用電話:080-3629-0293
※国外からは(国番号234)80-3629-0293
ホームページ: http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/
電子メール : visanigeria@la.mofa.go.jp
(了)
情報源:外務省 海外安全情報オープンデータをもとに作成しています。
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