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2019-02-13 00:00:00

ジンバブエの危険情報【危険レベルの継続】(内容の更新)


ジンバブエの危険情報を更新しました。(【危険レベルの継続】(内容の更新))


1.概況
(1)治安情勢一般
 現在ジンバブエの治安情勢は,首都ハラレをはじめ地方都市においても比較的平穏に見えますが,強盗や,窃盗をはじめとする一般犯罪の発生率は,日本と比べると約30倍と格段に高い状況です。
 警察によるパトロール活動の範囲や頻度は極めて限定的で,また、犯罪発生後現場に到着するまでに1時間以上要することも度々あるなど,犯罪が減少しない要因の一つとなっています。
 常に緊張感を持ち,犯罪に遭わないよう警戒を怠らないことが重要です。

(2)政治情勢に起因する危険
 ジンバブエでは,2017年11月に軍による事実上のクーデターが敢行され,約40年間にわたり大統領のポストに就いていたムガベ氏が退任,当時副大統領であったムナンガグワ氏が後継者として大統領に就任しました。2018年7月30日には大統領及び国会議員の選挙の投票が行われ,選挙の前後の期間においては,政治情勢をめぐり,一時,治安が不安定な時期がありました。
 また,2019年1月,燃料価格の引き上げ発表に端を発し,首都ハラレ市はじめ多くの都市でデモが発生しました。特に首都周辺の主要幹線道路の一部では,デモ隊が道路にバリケードを設置するといった行為も確認され,事態を重く捉えたジンバブエ政府が一部主要幹線道路等に警察と協同して部隊を配置し,複数の死傷者や逮捕者が出ました。
 このような政治情勢にも照らし公共の場での政治的な言動は控えるべきです。また,大統領官邸や軍関係施設周辺での写真撮影は厳禁で,空港等の公共施設周辺での写真撮影も控えた方が無難です。渡航・滞在に際しては,現地の情勢に関する最新情報を入手するよう心掛けるとともに,常に慎重な行動をとるようにしてください。
 
(3)経済状況に起因する危険
 ジンバブエでは,2009年に自国通貨を廃止後,主に米ドル及び2016年に導入した見なし通貨であるボンド通貨によって日用生活品等の売買が行われています。しかし,外貨不足が慢性的に続いており,当初米ドルと1対1の価値として発給されたボンド紙幣は海外との取引に利用できない等の理由から,その価値を急激に落としており,一部の店舗ではボンド通貨価格と米ドル価格に分けた取扱いを始めています。
 多くの一般市民は米ドルを欲していますがその入手は簡単ではなく,またその価値も高くなる傾向にあるため,旅行者が米ドルを持っていると認識された場合,犯罪のターゲットとされてしまう可能性があります。したがって,米ドルを使用する場合は周りの視線に注意してください。

(4)テロ・誘拐事件
 これまでに,ジンバブエにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
全土:「レベル1:十分注意してください」
(1)首都ハラレ市
 ア 一般犯罪
  ハラレ市内で多く発生している犯罪には,以下のようなものがあります。
  (ア)武装強盗
  (イ)スマッシュ・アンド・グラブ(交差点等で停車している車の窓ガラスを割り車内に手を伸ばして荷物を強奪する手口)
  (ウ)スリ
  (エ)置き引き
  (オ)ひったくり
  (カ)車上狙い
等です。
 ジンバブエは,犯罪全般に対して常に注意を払う必要があります。
 犯人は,現金のほか,換金が容易なノート型パソコン及びスマートフォン等,小型電子機器を狙っています。いわゆる「歩きスマホ」は,スマートフォン自体がひったくりの対象になるだけでなく,注意力が散漫になるため,迫り来る犯罪の兆候を見逃したり,交通事故に遭う可能性も高くなりますので絶対に止めてください。
 ハラレ市内に渡航・滞在する際には,タウンと呼ばれる街の中心部には立ち入らないようにしてください。違法な取引を行う商店が多く建ち並んでおり,多くの犯罪はここで発生しています。
 また,タウンでは取締りを行う警察との武力衝突も度々発生しており,突然発生する混乱に巻き込まれる可能性があります。夜間外出も極力控えるようにしてください。
 イ 交通事情
  道路交通に関しては,信号機の故障,道路の陥没(ポットホール),水道管の破裂による道路冠水が多発しています。
  特に夜間は,街灯がない道路が多いため,車両の前照灯だけで道路状況を確認しながら走行する必要があるため,かなりの注意力を必要とします。
  また,車検制度がないため多くの車が整備不良の状態で走行しており,加えて交通ルールの無視,交通マナーの悪さにより交通事故は毎日のように発生しており,交通事故死亡者数も少なくありません。
  車優先の社会ですので,横断歩道を青信号で横断する際も車が停止することはありません。歩行中は常に車の動静に注意する必要があります。

(2)ビクトリア・フォールズ
 ジンバブエ最大の観光地であり,警察も治安対策に力を入れており,概ね良好な治安を維持しています。
 しかしながら,観光客を対象とした強盗,スリ,置き引きなどの一般犯罪のほか,野生動物(特にサル・ヒヒ)によるハンドバッグ等のひったくりの発生も毎月報告されています。
 ジンバブエの警察は経済的理由から警察車両をほとんど保有していないため,ひとたび犯罪や事故が発生した場合,緊急の対応を望めない可能性があります。さらに,在ジンバブエ日本国大使館は首都ハラレ市に所在しており,ビクトリア・フォールズから遠距離にあるため,現地での対応が必要な場合,到着するまでには相当の時間を要します。
 概ね良好な治安を維持していますが,日本ではないということを常に念頭において,事件・事故に巻き込まれないように注意してください。
ビクトリア・フォールズの治安情勢の詳細については,「安全対策基礎データ」の
ページをご覧ください。
(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_106.html )

(3)上記以外の地域
 全国的に治安情勢は比較的安定していますが,首都ハラレと同様の犯罪に遭遇する危険は常にありますので十分な警戒が必要です。
 
3.滞在に当たっての注意
 滞在中は行動に十分注意し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在ジンバブエ日本国大使館,現地関係機関,報道等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向け注意事項
 当地に滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については,「安全基礎データ」のページの「防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。
(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_106.html )

(2)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在ジンバブエ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ジンバブエ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )

(3)医療に関する危険
 ジンバブエの医療体制は極めて脆弱です。特に手術を伴う医療は,日本では当然受けられるであろうレベルの治療はまず提供されません。状況によって南アフリカなどへの海外搬送を検討することになります。
 ジンバブエを訪問される際には,必ず国外への医療搬送にも対応している保険に加入しておいてください。当国の医療事情の詳細については,「医療事情」のページをご覧ください。

4.隣国のザンビア,南アフリカ,ナミビア及びモザンビークについての危険情報にも留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジンバブエ日本国大使館
  住所:4th Floor Social Security Centre, Corner Sam Nujoma Street
     / Julius Nyerere Way, Harare, The Republic of Zimbabwe.
  電話:(市外局番0242)250025~7
    国外からは(国番号263)-242-250025~7(代表)
   (24時間緊急電話:ジンバブエ国内から 0712-202086
          ジンバブエ国外から +263-712-202086
  FAX:(市外局番0242)250111
    国外からは(国番号263)-242-250111
  E-Mail(領事関係):zryoji@hz.mofa.go.jp (日本語可)
  ホームページ:http://www.zw.emb-japan.go.jp/

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