痴漢行為に遭わないための予防措置
● バス等車内
・ 混雑する出入口付近より、人目のある座席側に立つ。
・ 周囲に対する警戒を怠らない。
・ 混んでいるバスはなるべく複数で乗る。
● 路上を歩くとき
・ 夜間の一人歩きを避け、明るい道、人通りの多い道を歩く。
・ 歩きながら携帯電話やメールに夢中にならない。
・ 夜間は複数で帰宅するか、タクシーを利用する。
10月中旬、タジキスタンを旅行中の女性が、市内中心地から10番トロリーバスに乗車したところ、車内で現地人と思われる男性から下半身を押しつけられる痴漢被害に遭いました。被害時、時間帯が正午頃ということで、車内は混雑しており、入口付近で身動きが取れない状況の中、男性が背後から近づき、何度も下半身を押しつけて来たとのことです。その後、他の乗客が降車したことから、空いたスペースに移動したところ、男性は痴漢行為を止めています。
バスや電車等の入口付近というのは、他の客の死角になりやすく、また、見つかっても直ぐに逃げることができるので痴漢が行われ易い場所になります。
そこで、車内での痴漢を予防するためには、ほかの乗客の目を利用するなどちょっとした工夫が大切になります。
ポイントとして
・ 混雑する出入口付近より、人目のある座席側に立つ。
・ 周囲に対する警戒を怠らない。
・ 混んでいる電車はなるべく複数で乗る。
等が挙げられます。
また、痴漢行為は車内だけに限ったことではなく、日本でのデータになりますが、痴漢被害は路上での被害が最も多く、総数の4割を占めています。路上では、「人通りが少ないところ」、「街頭がまばらで薄暗いところ」、「イヤホンで音楽を聴いたり、携帯電話で通話やメールをしながら歩いている時」のような状況が狙われやすく、これらに関してはタジキスタンでの生活にも当てはまります。
そこで、路上を歩くときには
・ 夜間の一人歩きを避け、明るい道、人通りの多い道を歩く。
・ 歩きながら携帯電話やメールに夢中にならない。
・ 夜間は複数で帰宅するか、タクシーを利用する。
等に気をつけて行動して下さい。
○ 緊急時連絡先:堤938800023,河田938800024
情報源:外務省 海外安全情報オープンデータをもとに作成しています。
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