タジキスタン

タジキスタンの安全情報
- 2021-09-16
- 2021-09-06
- 2021-06-25
- 2021-06-10
- 2021-05-17
- 2021-05-11
- 2021-05-03
- 2021-04-30
- 2021-04-16
- 2020-09-08
タジキスタンの気候・風土
大陸性気候のタジキスタンは、6~9月の夏場は乾燥した暑い気候で、最高気温は40℃を超えます。
秋から春に降水量が増えるとともに、12~2月にかけては雪が積もるほど冷えます。
気温がそこまで下がるわけではありませんが、電気事情が悪いため停電が頻繁に起こり、冬場は暖房器具に頼り切らない対策が必要です。
タジキスタンで気を付けたい病気は食中毒です。
また、野良犬が徘徊しているので狂犬病も報告されています。
犬だけでなく哺乳動物には近づかない方が賢明です。
水道は整備されていますが、水質は悪いので飲用は避けましょう。
水道水が原因での腹痛や下痢が多数報告されています。
外食産業でも、衛生管理が悪いため食中毒は年中発生しています。
露店の食べ物には注意が必要ですし、レストランでも生野菜や飲み物に含まれる氷が原因で食中毒を起こすケースもあるとのことです。
病原性大腸菌による食中毒もあり、抗生物質が必要になることもあるので、食中毒の際には病院を受診しなければならない必要もあるでしょう。ただし、医療の質は低いです。
日本語が通じる医療機関はありませんし、英語が通じるところも限られ、タジグ語かロシア語の通訳が必要です。
いずれにせよ、海外旅行傷害保険への加入は必須でしょう。
タジキスタンで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...