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破傷風と予防接種


破傷風ってどんな病気?



破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。
感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に広がり、けいれんを起こしたり呼吸困難になって死に至るケースもあります。

海外に長期間滞在する場合や切り傷などの怪我をしやすい場所に行く場合には事前に予防接種によって免疫をつけることが有効です。予防接種の抗体は10年程度で切れるため、最後の予防接種から10年以上経過している場合には接種が必要になります。



- 破傷風のポイント -

・破傷風菌は世界中の土壌に存在する(日本も含む)
・傷口から破傷風菌が侵入して感染する
・症状は体のしびれ、痛み、けいれん、呼吸困難など
・最悪、死に至るケースもある
・予防接種が有効


- 破傷風のリスクがある国 -

世界中のすべての国々で破傷風のリスクが存在します。舗装道路が少ない発展途上国では特に注意が必要です。


- 破傷風の予防 -

怪我を完全に避けることは難しいため、事前の予防接種による予防がもっとも有効です


- 破傷風予防接種の必要性 -

怪我を完全に避けることは難しいため、事前の予防接種による対策をおすすめします。


- 破傷風予防接種の費用 -

ワクチンの種類や医療機関によって予防接種費用は異なりますが、一般的な国産ワクチンの予防接種費用は1回あたり3000円~5000円(税抜き)程度のようです。詳しくは受診する医療機関にお問い合わせください。


- 破傷風予防接種の回数 -

一般的な国産の破傷風ワクチンは3回、接種が必要です。初回接種の3週間後に2回目。その1年から1年半後に3回目の接種を行います。3回目の接種後は抗体は10年間持続します。
詳しくは医療機関でお医者さんにご相談ください。



- まとめ -

日本を含む世界中で菌が存在し、傷口から感染する破傷風には予防接種がもっとも有効です。 最後の予防接種から10年が経過すると抗体はなくなるため、予防接種を受けることがおすすめです。 予防接種も3回受ける必要があるため、早めの準備をおすすめします。