ウズベキスタン

ウズベキスタンの安全情報
- 2021-09-17
水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する水際強化措置の開始について(新型コロナウイルス関連)(9月17日)(ウズベキスタン)
- 2021-07-08
- 2021-04-21
日本入国時における陰性証明書の不備に伴う航空機への搭乗拒否及び日本への入国拒否について(新型コロナウイルス関連)(ウズベキスタン)
- 2021-04-01
- 2021-03-16
- 2021-01-28
- 2020-12-22
- 2020-11-13
- 2020-11-03
- 2020-09-18
ウズベキスタンの気候・風土
ウズベキスタンは海のない内陸の国で、北西から東にかけて国土が細長く延び、平坦な西側に比べて東側は山地や丘陵地など起伏に富んでいます。
首都のタシケントは青森県の津軽半島とほぼ同じ緯度で、典型的な大陸性の気候です。
標高が高いため1日の寒暖差が大きくなっています。冬は-10℃にもなりますが、夏場は40℃を超えることもあります。
ウズベキスタンの保健省や各地の保健所は、感染症の流行について正確な情報を提供していません。
どこでどのような感染症にかかりやすいか正確にはわかりませんが、気を付けるべき感染症はいくつかあります。
まず、水道の整備が不十分で食品の衛生管理が徹底していないため、感染性胃腸炎には常に気を付けてください。
生食を避け、屋台の飲食にも十分な注意を要します。
また、感染した動物の肉や乳製品によるブルセラ症や炭疽といった日本ではほとんど見られない感染症もあります。
エキノコックス症は風土病のようなものですし、狂犬病は多数発生しており、結核患者も多いです。
A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎も報告されています。
入国の際に義務付けられる予防接種は特にありませんが、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病のワクチン接種をおすすめします。
ウズベキスタンはポリオ発生国であり、外務省では渡航者にワクチンの追加接種の検討を呼びかけています。
ウズベキスタンは、経済困難もあって保健医療サービスの整備が遅れている国です。
サービスの質も日本と比べるとかなり低いですから、いざという時に緊急移送などのサービスを受けられるように手続きしておいた方がよいでしょう。
市販薬にも偽薬が横行していますから、薬を服用中の人は日本から持参した方が無難です。
ウズベキスタンで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
ウズベキスタンで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | VITAMED |
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地域 | タシケント市 |
住所 | 109 A, Sh. Rustaveli street, Tashkent Uzbekistan ул. Ш. Руставели, 109 А, Ташкент, Узбекистан |
電話番号 | (99878)129-8181,129-8282, 救急車依頼: (99878) 129-0003 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 私立総合病院。インドにあるMedanta 病院のブランチです。医師はウズベク人です。基本,ロシア語あるいはウズベク語対応ですが,英語の通訳がいます。診療科目は内科,神経内科,外科,小児科,産婦人科,歯科等です。重症に対応する大きな手術はできません。ドイツ製Ford社の高機能救急車を所有しており,依頼可能です。MRI,CT,超音波装置(ドイツ製),内視鏡(日本製)など高度検査医療器機が揃っています。ICU 4床と一般病床18床があり入院可能です。支払いは現地通貨(スム)払いです。 |
施設名 | Tashkent International Clinic (TIC) Ташкентская международная клиника |
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地域 | タシケント市 |
住所 | 38, Sarikul street, Tashkent 100105, Uzbekistanул. Сарыкуль 38, г. Ташкент, 100105, Республика Узбекистан |
電話番号 | (99871)291-0142 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 月から金曜日 午前8時半から午後5時まで。土日曜日休診。 概要:原則として,外国人のみ利用できるクリニックで,英語での受診が可能です。 歯科もあります。入院施設はなく,出産・外科手術などは行っていません。日本の診療所程度で,家庭医的な一次的検査治療が行えるのみです。レントゲン検査, エコー検査が可能で,医療機器の多くは西欧製です。西欧製ワクチンの接種が可能, また狂犬病ウイルス免疫グロブリンも常備していますが, 事前に確認する必要があります。なお,査証が失効した場合は診療を受けることはできません。支払い方法はクレジットカードのみです。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載