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2020-06-14 16:05:39

新型コロナウイルスの感染状況及びその見通し等(6月14日現在)


1.ケニア保健省によれば,13日夕刻時点で累計3,457名の新型コロナウイルス感染者が確認されています。また,同省の発表によれば,同日に新たに同ウイルス陽性と診断された患者は,152名となっています。検査可能数に限りがあるものの,最近では,検査数に対する陽性例の割合は5%,1日平均約100名の新規感染者が確認されています。

2. 特に多くの感染者が確認されているのは,首都ナイロビ及びモンバサですが,感染は地方にも広がっています。また,ケニア政府は,ナイロビ市内キベラ地区等の感染拡大が懸念されている人口密集地域の住民に対して,自主的PCR検査への参加を呼びかけているものの,住民の反応は芳しくなく,実際の感染者数は発表よりも多いと予想されています。

3.14日現在,夜間外出禁止令,ナイロビ及びモンバサと他の地域間の移動制限措置,国内国外商用便の運航停止措置は引き続き実施されています。また,ケニヤッタ大統領は,7日以内に国内線運航再開について,関係省庁より航空各社に対し運用のための指針を示すと発表しましたが,同期限の昨13日までに指針は示されませんでした。
 なお,13日現在,ケニア当局からは,ケニアに帰国するための国際商用便または臨時便の運航が再開された場合の指針に関し,内容の開示や当館を含めた当地外交団への通知はなされていません。17日に開催される大統領主催経済会合にも注視しつつ,制限措置に関する新たな発表があり次第,皆様にお知らせいたします。

4.更なる新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ,先日,ケニヤッタ大統領が各種制限措置を7月6日まで実施すると発表したとおり,ケニア国内の移動制限措置や国際線の運航停止措置は続くとの見通しです。また,現在,ケニアでは雨期が続いており気温が下がりつつあります。例年,気温の低下に伴い,インフルエンザ等の病気が流行することを踏まえ,新型コロナウイルス感染者は今後更に増加する可能性が高いと当館では予想しています。
 上記状況に加え,経済状況の悪化による失業者等の増加により,窃盗や強盗等の犯罪が増加傾向にあります。また,報道によれば,中国・武漢でのウイルス発生を背景として,ケニア人による中国人に対する厳しい見方が一部散見されており,外出時の治安には更に注意する必要もあります。

5.つきましては,在留邦人の皆様におかれては,ケニア保健省が発表している各種ガイドライン(https://www.health.go.ke/#1585137302557-b337f64d-c55873d1-981a)を再度確認いただき,引き続き健康面及び治安面に十分気をつけていただきますようお願いいたします。


【お知らせ】
※ 在ケニア日本国大使館領事警備班では、大使館からの情報をいち早く入手していただくため、「緊急情報配信用ツイッター」を開設しています。是非この機会にフォローして下さい。以下のURLから簡単にアクセス出来ます。

https://twitter.com/JapanEmbKE_EMR

※ 「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/detete

令和2年6月14日
在ケニア日本国大使館
電話:020-2898-000(24h対応)
ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/

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