ケニア

ケニアの安全情報
- 2021-09-17
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- 2021-07-16
ケニアの気候・風土
ケニア共和国は、東アフリカに位置する国です。首都はナイロビで、イギリス連邦に加盟しています。
赤道直下に位置するケニアは、インド洋などの沿岸部は年間の平均気温が26度の熱帯性気候となっています。
しかし、ケニアのほとんどの部分は標高が1100メートルから1800メートルの高原です。
そのため、沿岸部以外は年間の平均気温が19度の乾燥した高原サバンナ地帯となっています。
11月から3月にかけてと、5月から9月にかけてはモンスーンと呼ばれる季節風が吹くのが特徴です。
ケニアには42もの民族が存在していると言われています。その他にも、アジアやヨーロッパ、アラブの民族がわずかながら存在しているようです。
ナイロビ大学があることからも分かるように、国民の識字率は比較的高く、作家なども多く輩出しています。
また、サッカーや陸上競技、バレーボールなどスポーツも盛んな国です。
ケニアは他のアフリカの国々に比べると比較的安全な部類に入りますが、水道水をそのまま飲むなどすると、下痢をする恐れがあります。
首都ナイロビでも、生水は避けた方が賢明です。また、衛生状態の悪い地方になると、腸チフスや赤痢の危険がありますので、十分な注意が必要です。
さらに、ナイロビではほとんど心配ないものの、ヴィクトリア湖やインド洋に面した地域になると、マラリアが流行しています。
逆にナイロビ市内では排気ガスなどによる空気汚染が目立ち、呼吸器疾患にかかる恐れもあります。
ケニアはWHOが指定する黄熱に感染する危険のある国となっており、入国する際は黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国時にイエローカード(国際予防接種証明書)の提出が求められることもあります。
イエローカードは接種から10日後に有効になるので、早めに受けておくようにしましょう。
その他に注意すべき感染症は、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、髄膜炎、ポリオなどです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。
ケニアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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ケニアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | ナイロビ病院,The Nairobi Hospital |
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地域 | ナイロビ |
住所 | Argwings Kodhek Rd, Nairobi |
電話番号 | 020-2845 000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 官庁街近くにある大きな私立総合病院。24時間対応の救急外来,CT,MRIも備えている。英語対応。クレジットカード可。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載