エリトリア

エリトリアの安全情報
- 2020-12-17
- 2020-09-18
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- 2020-08-06
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- 2020-08-05
- 2020-07-30
- 2020-07-29
- 2020-07-22
エリトリアの気候・風土
エリトリアは、アフリカ大陸の北東部にある国です。西にスーダン、南にエチオピアがあります。
アフリカの国では珍しく、海岸線に沿った細長い形をしています。
これは、もともとこの国がエチオピアの海岸部の地域であり、1991年にエリトリア独立戦争を経てエリトリアという国として独立したためです。
また、対岸にはサウジアラビアやイエメンがあります。
エリトリアには様々な気候があります。熱い半乾燥気候、熱い砂漠の気候、冷たい半乾燥気候、トロピカルサバンナ気候、亜熱帯高原海洋性気候です。そのうち熱い半乾燥気候と熱い砂漠の気候が広く分布しています。
暑い地域では7月の最高気温が40度近くまで上昇し、逆に寒い地域では1月の最低気温が5度程度となります。なお、気温の高い地域は雨の量も少なくなっています。
また、エリトリアは独裁国家として知られており、外国人記者の入国が許可されていないなど、その情報制限については北朝鮮以上と言われています。
そのため独裁者から逃げ出す難民も多く、社会問題ともなっています。
自然豊かで観光客も少なくないと言えますが、決して治安がいいとは断言できず、十分な注意が必要と言われています。
エリトリアで注意が必要な感染症は、蚊を媒体にして広がるマラリアです。
首都アスマラを除く標高2200メートル以下の全域が、マラリアの危険地帯とされています。
長袖・長ズボンを着用し肌の露出を避け、虫よけを使用するなど蚊への対策が必要になります。
この他にも、肝炎や狂犬病、ポリオや腸チフスといった感染症には注意が必要なようです。
渡航前にはA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオ、腸チフス、髄膜炎などの予防接種を受け、対策をすることをおすすめします。
エリトリアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...