コモロ

コモロの安全情報
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- 2021-04-08
コモロの気候・風土
コモロ連合(通称コモロ)は、インド洋にあるいくつかの島で構成された国家です。
アフリカ大陸の南東、マダガスカルの北西部に位置しており、1975年にフランスから独立したものの、クーデターが頻繁に起こっており、世界でも最も貧しい国の一つとされています。
また、政治的に安定していないことから、経済発展も進んでいない状況です。
コモロは高温多雨の熱帯性気候で、雨季と乾季の2つの季節に分かれています。南半球に位置するため、日本とは季節がほぼ逆になっています。
3月の平均最高気温は30度前後、8月の平均最低気温は18度程になると言われています。モンスーンの影響で地域によって変化の豊かな気候となっています。
また、島々は火山の隆起によって出来上がった島であり、現在でもたびたび大きな噴火をしているようです。
コモロでは、蚊やマダニなどに刺されることで、デング熱やマラリアなどの感染症に感染する恐れがあります。
デング熱の流行がときおりみられるため、蚊への対策が必要です。長袖・長ズボンを着用し肌の露出を避け、虫よけを使用するようにしましょう。
その他に注意すべき感染症は、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフスなどです。
これらの感染症には有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前に予防接種は受けておくと安心です。
コモロで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...