ソマリア

ソマリアの安全情報
- 2020-12-17
- 2020-09-18
- 2020-08-31
- 2020-08-20
- 2020-08-06
- 2020-08-06
- 2020-08-05
- 2020-07-30
- 2020-07-29
- 2020-07-22
ソマリアの気候・風土
ソマリア連邦共和国(通称ソマリア)は、アフリカの角と呼ばれる東アフリカの地域にあります。
エチオピアとケニアが隣国で、インド洋とアデン湾に面しています。1991年に起こった激しい内戦の影響で、事実上の無政府状態が続いたことであまりにも有名です。
また、それに加えて干ばつが頻発し、経済状況はかなり悪いと言えるようです。加えて海賊が横行しており、世界一危険な国と言われています。
現在では、食糧の援助やインフラ支援、海賊対策をはじめとした治安の回復、経済活性化に向けて先進国からの支援が行われています。
そんなソマリアの大部分は砂漠地帯です。年間を通して暑く、高地や海岸部以外の平均最高気温は30度から40度と、かなり暑い国と言えます。
ソマリアでは、国内全土でコレラが流行しています。それに加えて、汚染された水が原因で急性下痢疾患やはしか(麻しん)が発生し、死亡する確率も非常に高いと言われています。
その他に注意すべき感染症は、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、髄膜炎、ポリオなどです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前に予防接種は受けておくと安心です。
ソマリアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...