ブルンジ

ブルンジの安全情報
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ブルンジの気候・風土
ブルンジ共和国(通称ブルンジ)は、東アフリカに位置する国で、ルワンドとコンゴ民主共和国、そしてタンザニアに囲まれています。
ブルンジに多数住むフツ族と、少数民族のツチ族との間でたびたび対立や衝突があり、ブルンジとして国家独立した後に内戦にまで発展する事態もありました。
2015年にもクーデーターが発生しており、非常に不安定と言える国の一つです。加えて経済開発が遅れており、世界で最も貧しい国の一つとされています。
ブルンジの気候は熱帯に属しています。しかし、国土の大部分は標高2000メートルという高原地帯にあるため、比較的涼しいと言われています。
雨季は湿度が高く、年間を通じて暑いとはいうものの、その高度の影響で33度を超える気温になることは滅多にありません。
感染症に関しては、ブルンジ全土に対してエボラ出血熱への注意が促されています。
退避勧告や渡航中止勧告などは出ていないものの、感染が拡大する可能性も否定できませんので、十分な注意が必要です。
ブルンジは黄熱に感染する危険のある国となっており入国する際は、黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国時にイエローカード(国際予防接種証明書)の提出が求められることもあります。イエローカードは接種から10日後に有効になるので、早めに受けておくようにしましょう。
その他に注意すべき感染症は、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、髄膜炎などです。
これらの感染症には有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前に予防接種は受けておくと安心です。
ブルンジで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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