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エチオピア


エチオピアの気候・風土

エチオピアの国土の大半はエチオピア高原に含まれます。そのため首都アディスアベバは標高2400mの高地にあります。
10月から1月が乾季、2月から5月が小雨季、6月から9月は大雨季にあたりますが、地域によって気候が異なります。

上下水道などのインフラが十分に整備されていないので、水道水は飲用できません。
感染性胃腸炎や腸チフス、あるいはコレラや赤痢、A型肝炎、カンピロバクター腸炎などを防ぐため、ミネラルウォーターを飲用し、生もの、十分に加熱されていないものを食べないようにしましょう。
外食の際は、生野菜や氷の入った飲み物は避けてください。果物は自分で皮をむいて食べるのが安全です。

首都をはじめとし、高地では酸素濃度が薄いので高山病に注意してください。
激しい運動を避け、アルコールや炭酸飲料は体が慣れるまでやめましょう。特に高血圧の方は注意してください。
南部は低地ですが、蚊が媒介するマラリアが発生するため、外出の際には蚊に刺されないように、長そで長ズボンでガードし、虫よけを使用してください。
マラリアが発生する地域に行くときは予防薬を服用するとよいでしょう。デング熱、フィラリア症なども蚊によって媒介されます。
ダニ、ノミ、シラミに注意してください。いっけん綺麗に見えるところでも刺されることがあります。
ダニ、シラミは回帰熱やリケッチア感染症などの病気を媒介するので、殺虫剤を使用して予防してください。
衛生状況が悪いため、現地の病院で治療を受けたためにHIVに感染するケースも0ではありません。十分に健康管理をするようにしてください。

エチオピアへの入国は、WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
1歳以上なら誰でもイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けてください。
それ以外にもA型肝炎B型肝炎腸チフス狂犬病破傷風髄膜炎などの予防接種は受けておいた方がよいでしょう。

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エチオピアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

エチオピアで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Nordic Medical Centre(ノルデイック・メデイカルセンター)
地域アディスアベバ
住所TBole Sub City, Kebele 01,H.No-1244
電話番号8901/0929 105653
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日本語対応 不明
英語対応 不明
概要Norwayの慈善団体により開院。24時間コールセンター配備(8901)。施設は欧米レベル。ICU, 手術室を配備し2017年7月に新設オープン。外国人医師による血管外科,一般外科,総合診療科。CT撮影可。標準予防策も完備。邦人の入院施設として可。ドイツ製の高機能救急車2台配備。応急処置と入院可能。初診料も1850ブル(1ブル 約4円)高く,入院は4,300~5,800ブルと当地では高額ですが,2次感染予防の点においても安心して入院できる施設です。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載