エチオピア

エチオピアの安全情報
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- 2021-08-25
エチオピアの気候・風土
エチオピアの国土の大半はエチオピア高原に含まれます。そのため首都アディスアベバは標高2400mの高地にあります。
10月から1月が乾季、2月から5月が小雨季、6月から9月は大雨季にあたりますが、地域によって気候が異なります。
上下水道などのインフラが十分に整備されていないので、水道水は飲用できません。
感染性胃腸炎や腸チフス、あるいはコレラや赤痢、A型肝炎、カンピロバクター腸炎などを防ぐため、ミネラルウォーターを飲用し、生もの、十分に加熱されていないものを食べないようにしましょう。
外食の際は、生野菜や氷の入った飲み物は避けてください。果物は自分で皮をむいて食べるのが安全です。
首都をはじめとし、高地では酸素濃度が薄いので高山病に注意してください。
激しい運動を避け、アルコールや炭酸飲料は体が慣れるまでやめましょう。特に高血圧の方は注意してください。
南部は低地ですが、蚊が媒介するマラリアが発生するため、外出の際には蚊に刺されないように、長そで長ズボンでガードし、虫よけを使用してください。
マラリアが発生する地域に行くときは予防薬を服用するとよいでしょう。デング熱、フィラリア症なども蚊によって媒介されます。
ダニ、ノミ、シラミに注意してください。いっけん綺麗に見えるところでも刺されることがあります。
ダニ、シラミは回帰熱やリケッチア感染症などの病気を媒介するので、殺虫剤を使用して予防してください。
衛生状況が悪いため、現地の病院で治療を受けたためにHIVに感染するケースも0ではありません。十分に健康管理をするようにしてください。
エチオピアへの入国は、WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
1歳以上なら誰でもイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けてください。
それ以外にもA型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、破傷風、髄膜炎などの予防接種は受けておいた方がよいでしょう。
エチオピアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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エチオピアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Nordic Medical Centre(ノルデイック・メデイカルセンター) |
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地域 | アディスアベバ |
住所 | TBole Sub City, Kebele 01,H.No-1244 |
電話番号 | 8901/0929 105653 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | Norwayの慈善団体により開院。24時間コールセンター配備(8901)。施設は欧米レベル。ICU, 手術室を配備し2017年7月に新設オープン。外国人医師による血管外科,一般外科,総合診療科。CT撮影可。標準予防策も完備。邦人の入院施設として可。ドイツ製の高機能救急車2台配備。応急処置と入院可能。初診料も1850ブル(1ブル 約4円)高く,入院は4,300~5,800ブルと当地では高額ですが,2次感染予防の点においても安心して入院できる施設です。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載