新型コロナウイルス（COVID-19）:民間PCR検査機関のご紹介等

１．新型コロナウイルスの現状
(１)ケニアでCOVID-19の感染1例目が報告されてから3か月が経過し，これまでの疫学調査では欧米諸国のような感染爆発は確認されていないものの，患者数は右肩上がりの増加傾向にあります。21日には過去最多となる1日あたりの感染者260名が確認され，25日時点で累計5384名の同ウイルス感染者及び132名の同ウイルスによる死亡者が確認されています。最近では，1日約100名～約250名の新規感染者が確認されており，特に5月末以降大幅な増加傾向にあります。
(２)ケニアにおける同ウイルスの検査数は，1日約3,000人，陽性例の割合は5～6％で推移しています。特に多くの感染者が確認されているのは，首都ナイロビ及びモンバサですが，感染は地方にも広がっています。
(３)一方で，実際の感染者数は発表されている数よりも多いことが見込まれています。

２．自宅での隔離措置
(１)各種報道のとおり，今後，更なる感染者数の拡大が予想されますが，ケニア保健省は，新型コロナウイルスの感染が確認された場合でも，無症状若しくは軽症の場合には，自宅隔離を認めるガイドラインを発表いたしました（保健省ホームページ: https://www.health.go.ke/wp-content/uploads/2020/06/Home-Based-Isolation.pdf）。
(２)仮に新型コロナウイルスの症状（例えば，発熱や味覚障害等）が生じた場合には，ご自宅に民間検査機関が赴き，検査（費用8849シリング）も可能となっています。
https://lancet.co.ke/
なお，同検査機関は，ケニア航空によるチャーター便搭乗の際に必要な新型コロナウイルス陰性証明書の発行機関としても指定されています。

３．当館は，引き続き，新型コロナウイルスをはじめとする一般的な医療相談をお受けいたしますので，大使館代表電話+254-20-2898000にご連絡いただけますと幸いです。

４．在留邦人の皆様におかれましては，引き続き健康面と治安面に気をつけていただきますようお願いいたします。

【お知らせ】
※　在ケニア日本国大使館領事警備班では、大使館からの情報をいち早く入手していただくため、「緊急情報配信用ツイッター」を開設しています。是非この機会にフォローして下さい。以下のURLから簡単にアクセス出来ます。
https://twitter.com/JapanEmbKE_EMR

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令和２年6月25日
在ケニア日本国大使館
電話：０２０－２８９８－０００（24h対応）
ホームページ：http://www.ke.emb-japan.go.jp/