新型コロナウイルス関連情報（新規感染者の更なる増加及び新たな大統領令の発表等）

●７月９日から適用される新型コロナウイルス感染症を巡る新たな大統領令が発表されました。
●７月３日に運輸省民間航空庁より，災害事態宣言下における航空便の運航に関する同日付回章が発表されています（本文４にリンク貼付）。
●累計感染者数が３９６例（うち２２例死亡）となりました。
●感染者の多くは国内感染で，感染経路の不明な感染例やクラスター感染も確認されており，まだまだ感染が拡大する可能性があります。
●現在も災害事態宣言が発動されています。ルアンダ州封鎖は継続中です。また，ルアンダ発着の国際定期商用便の再開も無期限停止と発表されています。
●引き続き新型コロナウイルスを含む各感染症への予防に努めてください。
●「新型コロナウイルスの感染拡大を巡るアンゴラ情勢」を作成し，当館ホームページ掲載（本文７にリンク貼付）していますので，適宜ご覧ください。

アンゴラ政府による発表は以下１～３，関連情報は以下４～７のとおり。
１　７月９日付，災害事態宣言下での封鎖措置対象地における一時的例外措置を定めた大統領令
（１）概要
ア　ルアンダ州及びクワンザ・ノルテ州カゼンゴ市は８月９日まで封鎖。
イ　公用の場でもマスク着用義務。
ウ　不要不急の外出を自粛。
エ　行政サービスは，８時～１５時。５０％の労働力。
オ　屋外個人スポーツは，毎日５時３０分から７時３０分及び１７時から１９時に可能。
カ　スーパー等商業活動は，７時から１６時まで。５０％の労働力。
キ　レストランは６時から１６時まで。持ち帰り，出前サービスは２２時まで。
ク　屋内での会議・イベントは，会場キャパの５０％以内且つ５０人以下の参加者。
ケ　自宅における集会可能人数は，最大１５名。
コ　公共の場でのアルコール飲料の消費禁止。
サ　多目的施設，図書館，博物館，劇場，記念碑は営業可能であるが，最大収容人数の５０％が上限。
シ　文化イベントも実施可能であるが，最大収容人数の５０％が上限。
ス　映画館は閉鎖。
セ　宗教活動は停止。
ソ　公共交通機関は，５時から１８時まで営業可。定員の５０％が上限。
タ　違反者には，罰金が科せられる。
（２）詳細
詳細につきましては以下リンク先をご覧下さい。
７月９日付，災害事態宣言下での封鎖措置対象地における一時的例外措置を定めた大統領令
https://www.angola.emb-japan.go.jp/files/100072938.pdf

２　新規感染者情報
（１）当地時間７月８日（水）
（２）人数１０名
（３）国籍，年齢，性別
７歳～８４歳の女性４名及び男性６名
（４）その他
ア　上記感染者は全員既に確認された感染者の接触者。
イ　上記感染者の居住区は，ヴィアナ，ベラス，マイアンガ，カゼンガ，インゴムボタ，サンバである。
ウ　新規死亡者が１名確認された（アンゴラ人女性で当初はマラリアの疑いで入院し，１週間ほど容体は落ち着いていたが，数日前に呼吸困難となり，８日に死亡。後に検査を実施したところ，陽性が確認された）。

３　累計感染者数等
（１）累計感染者数
　　　３９６名（うち３２９名が国内感染，うち７３名は感染経路不明）
（２）累計死亡者数
　　　２２名
（３）累計治癒者数
　　　１１７名
（４）ＰＣＲ検査数：２３，７６８件（結果判明済み）
　　　検査実施中：７，７５６件
　　　検疫下：９３５名
　　　感染疑い：５１５名
　　　濃厚・間接接触者としてフォロー中：２，２７０名

４　国際定期商用便再開の無期限停止
６月２６日付政令リンク先：
https://www.angola.emb-japan.go.jp/files/100068990.pdf

７月３日付運輸省民間航空庁回章リンク先（旅客に関連する部分の概要）：
https://www.angola.emb-japan.go.jp/files/100072939.pdf

５　災害事態宣言細則
リンク先：https://www.angola.emb-japan.go.jp/files/100060175.pdf
なお，ルアンダ州封鎖期間は引き続き継続中。

６　感染予防方法
（１）アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを行う。目，鼻，口などに触れるまえには手洗いをする。
（２）咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は，咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い，その都度ティッシュを蓋付きのゴミ箱に捨てて，手洗いを行う。
（３）不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを避ける。また，近距離での会話や発話がある場所での滞在は極力さける。
（４）体調不良のときは外出を控える。

７　新型コロナウイルスの感染拡大を巡るアンゴラ情勢
　アンゴラにおける新型コロナウイルスを巡る状況をまとめたものを以下リンク先に掲載しています。
リンク先：
https://www.angola.emb-japan.go.jp/itpr_ja/angola_corona_00001.html

万が一，当地出入国に際して援護が必要となる場合は，当館までご連絡ください。

【問い合わせ先】
○在アンゴラ日本国大使館
住　所：Torres Loanda，2F Rua Gamal Abdel Nasser Ingombota，Luanda
電　話：+244-923-167090
ＦＡＸ：+244-923-167095
当館ホームページ：http://www.angola.emb-japan.go.jp/
新型コロナウイルス感染症関連情報ページ：
https://www.angola.emb-japan.go.jp/itpr_ja/angola_corona_00001.html

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