アンゴラ

アンゴラの安全情報
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- 2021-05-01
アンゴラの気候・風土
アンゴラはザンビア、ナミビア、コンゴと国境を接するアフリカ南西部の共和国です。国土が日本の3.3倍と広く、国内でもいくつかの気候区分があります。
大西洋に接している部分はステップ気候で降水量が少なく雨季に少量の雨が降るのみです。ただし沿岸部でも南部に行くにしたがって砂漠気候を示す部分が出てきます。
しかし沿岸部を除く国土の大半はサバナ気候、さらに夏は高温多湿、冬は乾燥した気候になる地域となります。国土の中でもいろいろな気候が楽しめる国と言えるでしょう。
首都はルアンダですが、アフリカ諸国の他の首都とは異なり近海の寒流の影響でそれほど気温は上がらず過ごしやすい気候となっています。
アンゴラでもっとも気を付けるべき病気はマラリアです。年間200万人を超える患者が出ており、在留邦人にも感染例や死亡例が報告されています。
蚊を媒体とするため、蚊に刺されないように十分な注意が必要です。ハマダラカは夜間に活動するので、夜間の外出はできるだけ控えるとともに長袖・長ズボンの着用を心がけましょう。
さらに蚊を媒体とする感染症がデング熱です。38度以上の熱が出た場合にはマラリアやデング熱を疑ってすぐに医療機関の診療を受け、適切な治療をしてもらうようにしてください。
他にも腸チフス、コレラ、赤痢、アメーバ赤痢などの危険性もあるので注意が必要です。
アンゴラは黄熱の流行国のため、WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国の際にイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けておきましょう。
さらに、渡航の際にはA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオ、腸チフス、髄膜炎などの予防接種を事前にお受けになることをおすすめいたします。
アンゴラで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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アンゴラで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Clínica Girassol(クリニカ・ジラソール):ジラソール病院 |
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地域 | ルアンダ |
住所 | Rua Comandante Gika no225, Maianga, Luanda, Angola |
電話番号 | (244) 222 698 000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 2008年9月に開院したSonangol石油会社系列の総合病院です。ルアンダ空港近くに位置しています。施設は新しく清潔です。在留外国人が多く利用しています。診療科は内科,外科,消化器外科,脳神経外科、耳鼻咽喉科,眼科、産婦人科、小児科,腫瘍診断科救急外来,集中治療室,透析センターなどほぼすべての科目を有します。ベッド数は260床あまりで医療スタッフも潤沢です。検査・診療機器は心電図,超音波、レントゲン撮影、CT,MRI(シーメンス1.5T,3Tの3台稼働),血液検査,心臓血管造影など日本の県立病院と同じ規模、設備を整えていると思われます。 基本的には契約を必要とします。事前支払いの制度でここから引き落とされます。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載