チャド

チャドの安全情報
- 2021-09-10
- 2021-07-17
- 2021-07-08
- 2021-06-29
- 2021-05-13
- 2021-05-05
- 2021-05-02
- 2021-04-30
- 2021-04-30
- 2021-04-28
チャドの気候・風土
チャド共和国は、アフリカ北中部に位置する内陸の国です。
北部は熱帯性砂漠気候、中部はステップ気候、南部はサバナ気候で、同じ国内でもエリアによって気候が違います。首都ンジャメナはサバナ気候です。
ハマダラ蚊が媒介するマラリアの危険があるため、特に北部の砂漠地帯、雨季の南部に行く方は必ず予防薬を服用してください。
外出する際は長そで長ズボンを着用しましょう。虫よけスプレーやクリームを使用し、就寝時には蚊帳を使うようにしましょう。
高熱などの症状が見られたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
E型肝炎の発生がみられますが、予防ワクチンがないため、十分に加熱した料理を食べること、ミネラルウォーターを飲用することなどを徹底しましょう。
特に、豚、イノシシ、鹿など肉、いわゆるゲームミートと呼ばれる野生動物の肉は、十分に加熱してください。
果物は自分で皮をむいて食べるのが安全です。食品を十分に加熱することは、コレラ、赤痢、食中毒などの予防にもなります。
チャド共和国は黄熱に感染する可能性のある国です。WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
1歳以上なら誰でもイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けてください。
過去に骨膜炎菌性髄膜炎が流行したため、現在でも注意が必要です。予防のために髄膜炎菌のワクチンを接種してから渡航しましょう。
破傷風やA型肝炎、B型肝炎、そしてポリオや狂犬病、腸チフスなどのワクチンも接種しておくことがすすめられています。
チャドで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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