中央アフリカ

中央アフリカの安全情報
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中央アフリカの気候・風土
アフリカ内陸部の中央アフリカ共和国。自然に恵まれた国土の北部は乾燥気候で1年を通して乾燥しています。
中部はサバナ気候、南部は熱帯気候と熱帯雨林気候で4月から10月は雨季でたびたびスコールが降ります。
乾季の間に吹く季節風がサハラ砂漠の砂を運んでくるため、結膜炎や呼吸器疾患が増えます。
さらに、乾季には細菌性髄膜炎という感染症も発生しやすくなります。
急な発熱、皮膚に出血斑が出る、意識障害などの症状が出たらすぐに入院治療が必要です。
中央アフリカ共和国では、衛生状況があまり良くないため、水道水を飲むことは避けましょう。
腸チフス、腸管寄生虫症、赤痢などの感染症は汚染された水や食物から感染します。必ず十分に加熱されたものを食べるようにしてください。
川や湖など淡水で泳ぐと、セルカリアという寄生虫が皮膚をつらぬいて侵入し、ビルハルツ住血吸虫症に感染する恐れがあります。
水路や水たまりにも寄生虫がいる可能性があるので、水たまりがある場合は必ず長靴を履きましょう。
中央アフリカ共和国は黄熱に感染する可能性のある国です。WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。 1歳以上なら誰でもイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けてください。
その他、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風、腸チフス、髄膜炎などのワクチンも接種しておくと安心できます。
蚊が媒介するマラリア、デング熱などにも注意してください。
マラリアの予防薬を携帯し、外出の際には長そで長ズボンを着用し、虫よけスプレーやクリームを使用してください。就寝時には蚊帳を使うようにしましょう。
中央アフリカで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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