カメルーン

カメルーンの安全情報
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カメルーンの気候・風土
カメルーンは中部アフリカに位置する共和国です。ドイツの植民地だった歴史や、その後イギリスやフランスの植民地になった複雑な歴史を持つ国です。
南西部は大西洋のギニア湾に接していますが、その他の部分は他国と接しています。南部は熱帯雨林が広がり、中部はサバナ気候、北部はステップ気候となっています。
北部から南部に行くほど高温多湿になっていく傾向があります。特に南部では世界でもっとも湿度が高い地域がある一方で、雨の多さから土地が肥沃であるというメリットもあります。
カメルーン全土の気候がアフリカ全土の気候に似ていることから、カメルーンのことを「ミニアフリカ」と呼ぶ人もいます。
カメルーンでもっとも気を付けるべき病気はマラリアです。発症後5日目までに治療を開始しなければ死亡率が一気に高まるとされます。
蚊を媒介に感染するので、長袖・長ズボンを着用し虫よけを使用するなどして、蚊への対策を万全にする必要があります。
さらに虫による感染症にも十分な注意が必要です。マンゴフライというアブに刺されると、ミクロフィラリアが皮下組織で成長するロアロアという病気を引き起こします。
加えてブヨや砂ノミなどが体内に入ることがないようにも注意しましょう。
他のアフリカ諸国と同様コレラや腸チフス、赤痢などに罹患しないためにも、衛生には十分気を配るようにしましょう。
カメルーンは黄熱の流行国のため、WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国の際にイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けておきましょう。
さらに渡航の際にはA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオ、腸チフス、髄膜炎などの予防接種を事前にお受けになることをおすすめいたします。
カメルーンで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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カメルーンで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | ヨルダン病院:Centre medical le Jourdain |
---|---|
地域 | ヤウンデ |
住所 | 記載なし |
電話番号 | 242-00-88-10 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 近代的な私立病院。24時間対応。設備は充実しCT/MRI可能。病室も衛生的。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載