南スーダン

南スーダンの安全情報
- 2021-09-17
- 2021-01-29
- 2020-07-22
- 2020-07-22
- 2020-07-21
- 2020-07-01
- 2020-03-31
アフリカにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起(アフリカに滞在及び渡航中の邦人は可及的速やかな帰国を至急ご検討ください。)(アルジェリア)
- 2020-03-19
- 2020-03-16
- 2020-03-09
南スーダンの気候・風土
2011年、スーダンから独立した南スーダンは、世界で一番新しく建立された国です。
南スーダンの気候はサバナ気候で、4月から10月が雨季、11月から3月が乾季になります。
雨季にはときおり激しいスコールが降ります。乾季には日中の気温が40℃まで上がります。
日差しも強いため、脱水症状に注意し、水分を十分に接種しましょう。
上下水道など衛生環境が整備されていないので、ミネラルウォーターを飲むようにし、十分に加熱したものを食べましょう。
外食するときには、生野菜や氷の入った飲み物は避けた方がよいでしょう。
水や加熱していない食べ物によって腸チフスやアメーバ赤痢、あるいは感染性胃腸炎やA型肝炎、コレラ、また寄生虫症などに感染する恐れがあります。
特に、雨季になるとコレラが流行するので注意しましょう。腸チフスやA型肝炎は渡航前にワクチンを接種して予防できます。
その他に、髄膜炎菌性髄膜炎や狂犬病、B型肝炎、またポリオや破傷風などの予防接種も受けておきましょう。
また南スーダンは黄熱に感染する可能性のある国であり、入国に際しては黄熱病予防接種証明書が必要となります。
入国する10日以上前に接種しておきましょう。渡航の際には黄熱病予防接種証明書のイエローカードを持参してください。
1976年に南スーダンで、初めてエボラ出血熱が発見されました。
感染を避けるため、サルやコウモリ、ヤマアラシなどの野生生物へ接触しないようにしてください。死亡した動物に触ることも危険です。
蚊が媒介するマラリアなどにも気をつけましょう。虫よけスプレーなどを使用してください。
外出の際には長そで長ズボンを着用し、虫よけスプレーやクリームを使用してください。就寝時には蚊帳を使うようにしましょう。
南スーダンで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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南スーダンで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | International Medical Centre(通称:IMC) |
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地域 | ジュバ |
住所 | Hai Malakal |
電話番号 | 0922 330 708, 0916 844 871 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 内科。予約不要。診療時間:平日午前8時-午後8時,土・日曜日午前9時-午後4時 |
施設名 | Care Plus International Medical Centre |
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地域 | ジュバ |
住所 | ジュバ空港通り沿いのKaide restaurantの角を右折。Marie Stopes隣り。 |
電話番号 | 0955 462 380,0925 371 599 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 内科。予約不要。24時間受付。入院施設あり。 |
施設名 | Juba Medical Complex |
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地域 | 首都ジュバ |
住所 | Juba Teaching Hospital正門前の通り沿い,南へ50メートル下る |
電話番号 | 955353333 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 診療科は内科,外科,眼科,耳鼻咽喉科,産婦人科,歯科。予約不要。 夜間救急は22時まで。入院施設あり。 |
施設名 | Al Amin Hospital |
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地域 | ジュバ |
住所 | Mauna and Nimra Talata |
電話番号 | 0911 551 764, 0916 681 493 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 内科,外科。診療時間 24時間受付。 |
施設名 | Airport Road Diagnostic Centre |
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地域 | ジュバ |
住所 | Airport Road沿い。Feniciaスーパーマーケットの次の交差点右手。 |
電話番号 | 955152152 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 内科。予約不要。平日 午前9時-午後5時 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載