海外安全対策情報（令和元年１０月～１２月）

令和元年１０月から１２月までの間における当地の邦人被害にかかる事件事故発生状況について，以下のとおりお知らせいたします。

当地において発生した一般犯罪事案は，次のとおりです。
１．ムトワラ州の屋外音楽イベント会場で，鞄から携帯電話を取り出したところ，何者かに携帯電話を奪われ逃走された事案が発生しました。同会場は非常に混み合っており，追いかけることはできませんでした。警察に届出したところ，同会場では他にも同様の被害が多数発生していたとのことです。
２．１２月中旬から年始までモロゴロ地区の自宅を不在にしていたところ，空き巣に入られる事案が発生しました。また，ダルエスサラーム市内自宅の寝室クローゼットに置いていたスーツケース内の多額の米ドル現金が紛失する事案が発生しました。以前，同宅には強盗が入り同スーツケースの合鍵も盗まれていたとのことですが，他方で使用人が関与している可能性も高いとのことでした。
３．ダルエスサラーム市内の警察で長時間拘束される事案が発生しました。キノンドーニ地区の海岸で，軍関係者と名乗るタンザニア人複数から旅券の提示を求められたものの不審に思い拒否したところ口論となり，警察に連行されました。６時間近く拘束されましたが，取り調べの最中に椅子を蹴られるなどのハラスメント行為もあったとのことです。
４．モロゴロ地区の衣料品店で，店内の椅子に置いたウエストポーチを何者かに盗まれる事案が発生しました。
５．ダルエスサラーム市内でタクシー強盗，モロゴロ地区でバジャージ（三輪車）強盗の被害が発生しました。また，治安が良いと言われるザンジバル島でも同様の被害が発生しました。ストーンタウンで交通手段を探していたところ，制服を着用したタンザニア人に案内されミニバスに乗車しました。すると次々に別の乗客が乗り込み人気のないところへ連れて行かれ，刃物で脅され金品を強奪れた他，ＡＴＭでクレジットカードから多額の現金も強奪されてしまいました。同車内には，銃も置かれていたとのことです。皆様におかれては，くれぐれもご注意をお願いします。

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在タンザニア日本国大使館
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