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2020-09-27 10:00:21

【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(9月26日現在)


●報道によれば、アルゼンチン国内では702,484名(昨日から11,249名増)の累計感染者数、うち15,543名の累計死亡者数、556,489名の累計治癒数が報告されています。
●なお、当国に居住、または短期的に滞在している方を対象とした、強制隔離及び強制距離措置(以下「強制隔離」と記載)は、10月11日(日)まで継続中です。また、非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。
●帰国のために空港へ向かわれる際には、地方ご滞在の方も含めて事前に大使館で証明書類の発給等の準備が必要になります。トラブルを避けるためにも、ご帰国を計画されている方は、事前に大使館に一報くださいますようご協力のほどお願いいたします。


1 報道によれば、アルゼンチン国内では702,484名(昨日から11,249名増)の累計感染者数、うち15,543名の累計死亡者数、556,489名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関連(ブエノスアイレス州におけるコロナ関連死亡者数の集計方法の変更)
(1)ブエノスアイレス州保健省の発表
 25日、ブエノスアイレス州保健省は、記者会見において、新型コロナウイルス死亡者の計上に大幅な遅延が発生していることを認め、同日時点で8983名とされている州の累計死亡者数が、実際には12566名に上ることを発表しました。死亡者の計上は、入退院記録をベースにした亜保健情報統合システム(SISA)のデータをもとに行われていますが、同州では大幅な計上の遅延が発生しており、9月21日の同州の死者数276名のうち201名は1か月以上前の死亡者であり、中には84日も前の死亡者も存在したとのことです。計上の遅延が特に著しいのは、同州内陸部(首都圏外)の病院での死亡者と見られています。同州保健省では、リアルタイムに死亡者を計上できるよう、今後はSISAだけでなく死亡届の
データも併用したことにより、今回の大幅な死亡者数増加発表に繋がったとしています。
(2)ブエノスアイレス市における死亡者計上の状況
 ブエノスアイレス市保健省筋はブエノスアイレス州での今次発表を受けてメディアの取材に対し、パンデミックの発生初期には死亡者の計上が大きく遅延した例もあるが、現在、遅延は最大でも4日程度であると説明しています。同市保健省は、感染が拡大した時期に、専門のチームを立ち上げ、各医療機関が速やかにデータを提供するようフォローしており、現在のところ、SISAをベースにした現在の計上方式の変更を検討していないものの、仮に国の保健省が全国一律に変更を求めるのであれば、変更の可能性を検討すると述べています。

3 ご帰国のために空港へ向かわれる皆様へ(注意事項)
(1)強制隔離下において、空港へ移動することは原則として認められておりませんが、 母国に帰国する者等に対しては、例外として当国外務省の規定する証明の作成、携行等により移動が認められております。同令を遵守せずに移動することは、検問等により拘束、罰金等無用なトラブルを招く原因にもなりかねませんので、ご帰国等を計画されている方は、事前に大使館に連絡、相談の上、必要な手続きをされるようご協力のほどよろしくお願いいたします。 細部は「ご帰国のために空港へ向かわれる皆様へ(注意事項)」をご確認ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/files/100026004.pdf
(2)また、地方都市からご帰国のために首都等に移動される際には、滞在地を出発される48時間前までに当国外務省等へ通知する必要がありますのでご注意ください。 細部は 「地方に滞在されている皆様が首都へ移動される際の注意事項」をご確認ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/files/100043069.pdf(了)

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