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アルゼンチン


アルゼンチンの気候・風土

アルゼンチンは南米に位置し、南米の中ではブラジルに次いで主要な国となっています。南北に長い国であり南北の全長は3800キロメートルにも及ぶため、地域によって気候は大きく異なります。
首都のブエノスアイレスでは5~10月の平均気温は15度前後とかなり涼しく、10~3月は20~25度前後と暖かい気候です。その他にもアンデス山脈やパタゴニア地方などはまた違った気候になっており、一国の中で様々な気候に触れることが出来ます。

アルゼンチンは衛生面でも良い状態で、比較的過ごしやすい国と言えます。但し食料品に関しては食中毒などの恐れがありますので、食べ物は生で食べず、十分に加熱されたものを食べるようにしましょう。


アルゼンチンで注意すべき病気は、他の国でも多くみられるデング熱やジカ熱、チクングニア熱といった蚊を媒体として感染する病気が良く発生しています。
過ごしやすい気候である事からつい開放的になり肌を出してしまう傾向が見られますが、出来るだけ長袖・長ズボンを着用して肌の露出を抑えると共に、虫よけスプレーなどを併用して蚊に刺されないよう注意してください。

また、シャーガス病と呼ばれるアルゼンチンの風土病があり、昆虫に刺されたりすることで感染する恐れがあります。発熱や浮腫などの症状が伴います。
その他にもネズミや動物から感染するアルゼンチン出血熱やエキノコックス症、狂犬病なども注意が必要です。外にいる動物にむやみに近づかないようにしましょう。

イグアスの滝を含む一部の地域では黄熱に感染する可能性があります。黄熱に感染する危険のある地域に渡航する方には、黄熱の予防接種をおすすめします。

また、人の狂犬病感染も毎年のように報告されております。
狂犬病は万が一発症すれば100%死ぬという恐ろしい病気です。犬だけでなく猫やコウモリなど狂犬病ウイルスを持つ動物から噛まれることで感染するため、動物には最大の注意を払って下さい。
なお、狂犬病についても有効なワクチンがありますので、事前にワクチン接種による対策をしておきましょう。


アルゼンチンで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

アルゼンチンで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Hospital Alemán(オスピタル・アレマン=ドイツ病院)
地域ブエノスアイレス市
住所Av. Pueyrredón 1640
電話番号4827-7000
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要全科対応の総合病院。土日,夜間は一般診療は休みだが,救急外来は全日24時間オープン。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載