ペルー

ペルーの安全情報
- 2021-09-21
- 2021-09-21
- 2021-09-21
- 2021-09-19
- 2021-09-18
- 2021-09-10
- 2021-09-05
- 2021-08-24
- 2021-08-21
- 2021-08-18
ペルーの気候・風土
ペルーは南北に伸びる国土で、国内では標高差もあるため気候も地域により様々です。沿岸部はほとんど降雨が無く、乾燥しています。
アンデス山脈は夏は雨が多く冬は乾燥しています。アマゾン地域は1年を通じて高温多湿で雨も多いです。7月と8月は乾期が訪れます。
11~4月は首都のリマでは晴天の日が多く、長袖の服で過ごせます。標高が高い地域では夜間の冷え込みがあるのでセーターなどが必要となるでしょう。
5~10月は、太平洋岸にあるマリではガルーアと呼ばれる霧が発生しやすくなっています。
標高3,400mのクスコや標高3,850mにあるプーノなどの山岳地帯では日中と朝晩の気温の差が激しく、1年を通して朝晩は10℃以下になることがあり、5月~8月は氷点下の気温も記録されます。
ペルーではマラリアに感染する恐れがあります。主に三日熱マラリアですが、症状が重篤になることもある熱帯熱マラリアに感染するリスクもあるでしょう。
ペルーでは標高2,000m以下の全域で、一年を通して感染の危険があります。
その他の感染症としては黄熱やデング熱などです。生水や生ものによる消化器系の病気も多く、細菌性赤痢や腸チフス、A型肝炎、E型肝炎などに感染することもあります。
食品は十分加熱されたものを熱いうちに食べきることが必要です。外食する場合には衛生管理が行き届いたお店を選びましょう。
破傷風、B型肝炎、狂犬病などの感染の可能性もあります。ペルー南部の高地は標高が高いので感染症のリスクはないものの、高山病への備えが必要になります。
黄熱、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、破傷風、狂犬病に関しては有効なワクチンがありますので、渡航前に予防接種を受けることをおすすめします。
ペルーで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
...
ペルーで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Odontologia Especializada KAWASHIMA(カワシマ歯科医院) |
---|---|
地域 | リマ |
住所 | JR.CAHUIDE 900 BLOCK – 4B DPTO.102, Jesus-Maria, Lima |
電話番号 | (01)-471-3179, 993668993 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 日本語で対応可能です。予約制ですので,診察する前に電話かメールでの予約が必要となります。 |
施設名 | Policlínico Peruano Japonés(日秘総合診療所) |
---|---|
地域 | リマ |
住所 | Av. Gregorio Escobedo 783, Jesus Maria, Lima |
電話番号 | (01)-204-2100 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | ペルー日系人協会が運営する総合外来診療所で,入院設備はありません。日秘文化会館の隣にあります。少数ながら,日本語を少し話せる日系人医師も在籍しています。医療費が他の私立病院に比べ安いこともあって,一般のペルー市民の受診者が多く外来はいつも混雑しています。 |
施設名 | Clínica Centenario Peruano Japonesa(日秘移住百周年病院) |
---|---|
地域 | リマ |
住所 | Av. Paso de Los Andes 675, Pueblo Libre, Lima |
電話番号 | (01)-208-8000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | ペルー日系人協会が運営する2005年創立の比較的新しい総合病院で,ブエブロ・リブレ区にあります。集中治療室や24時間救急室を備え,CT等の各種検査や予防接種が可能です。少数ながら,日本語を少し話せる日系人医師も在籍しています。 |
施設名 | Clinica Delgado(デルガド病院):私立総合病院 |
---|---|
地域 | リマ |
住所 | Av. Angamos Oeste cdra.4, esquina General Borgono, Miraflores, Lima |
電話番号 | 01-377-7000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 入院設備がある総合病院で,集中治療室や24時間救急室を備え,各種検査や予防接種が可能です。2014年に完成した高層階からなる新病棟には最新の機器や屋上ヘリポートを備え,ペルーで最も近代的な病院のひとつとなりました。各科を備えていますが,特に産科・婦人科に特徴があり,不妊治療も得意にしています。 |
施設名 | Clínica San Felipe(サン・フェリペ病院) |
---|---|
地域 | リマ |
住所 | Av. Gregorio Escobedo 650, Jesús María, Lima |
電話番号 | (01)-219-0000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 集中治療室や24時間救急室を備える総合病院で,各種検査や入院治療が可能です。日秘文化会館の近隣にあります。評価の高い臨床検査施設を併設しており,そちらでは血液検査や予防接種のみの対応も可能です。日本語を話す日系人小児科医が在籍しており,同医師による日本語での診療が可能です。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載