コロンビア

コロンビアの安全情報
- 2021-09-09
- 2021-08-31
- 2021-08-26
- 2021-08-14
在留邦人等の一時帰国時の新型コロナ・ワクチン接種事業の一部変更について(アストラゼネカ製ワクチン接種の開始など)(コロンビア)
- 2021-08-12
- 2021-07-27
- 2021-07-20
- 2021-07-17
- 2021-07-14
- 2021-07-09
コロンビアの気候・風土
コロンビアは赤道を挟んで広がる熱帯の国です。首都ボゴタをはじめ主要な都市は高地に位置しています。
カリブ海沿岸の地域は1年を通じて温暖で、寒暖の差があまりありません。年間の平均気温は27℃程度で過ごしやすい気候です。
低地は熱帯雨林気候で、山岳地帯は寒暖の差が激しくなっています。太平洋沿岸は1年を通じて雨が多く、年間平均気温は25℃程度です。
コロンビアでは5月~11月が雨季で、乾季は12月~4月です。
低地の熱帯雨林地域では感染症が蔓延しています。熱帯感染症としてはマラリアとデング熱があります。
マラリアもデング熱も蚊を媒介とした感染症で、デング熱の場合は出血性デング熱になって死亡することもあります。
ボゴタとメヂチン以外の標高1,700m以下のすべての地域が、これらの感染症の汚染地域です。
特に太平洋側アマゾン地方の熱帯雨林地域では感染率が高くなっています。
マラリアの場合は抗マラリア薬などで対応できますが、デング熱は治療法がないので予防が重要です。
ジカ熱はボゴタ市を除く標高2,000m以下の地域で感染者が出ています。また、カリブ海に接したノルテ・デ・サンタンデール県では妊婦の感染が多く報告されています。
ジカ熱は根本的な治療法がないので、感染しないように注意しましょう。
その他の注意が必要な感染症としては黄熱があります。標高が2,300m以下の地域を訪れる場合には感染する可能性が高くなっております。
破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病についても感染の可能性がありますので、予防接種を受けてから渡航するようにしましょう。
コロンビアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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コロンビアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Fundación Santa Fe de Bogotá |
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地域 | ボゴタ首都区 |
住所 | Calle 119 No.7-75 |
電話番号 | 1-603-0303 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不可 |
英語対応 | 可 |
概要 | 救急センターは24時間稼働。ほぼ全ての診療科があります。概ね良好な医療水準。CT,MRI,PET-CTなど最新の設備が整っています。小児の救急も受け付けています。医師の多くは英語を話しますが日本語を理解するスタッフはいません。受診時にパスポート(身分証明書),前金の支払いが必要です。入院に際してはかなりのデポジット(前払金)が必要です。クレッジトカードでの支払いも可能です。医療費は日本の医療費と同等です。但し日本では健康保険でカバーされるため3割の支払いです。コロンビアでは全額(10割)になります。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載