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ブラジル


ブラジルの気候・風土

ブラジルは北へ向かうほど暑く、南へ向かうほど涼しくなります。地域によって気候は熱帯性、亜熱帯性、半砂漠型乾燥、温帯性、熱帯雨林の各気候に区分が可能です。熱帯性の気候に属している地域がほとんどで、国土の9割を占めています。

ベレン・マナウスなどがある北部地域は熱帯地域で、一年中蒸し暑く、年間の気温は24~35℃です。乾季である5~11月には38℃を超えることもあります。
ブラジリアなどがある中部地域では、内陸部で雨期と乾期があります。日中は気温が高くなりますが、朝晩の気温はかなり下がるでしょう。
サンパウロやリオデジャネイロがある南部地域は亜熱帯地域で、四季がはっきりしています。
高原地域は温暖で、海岸地域は貿易風が吹くため、気温が高く年間の平均気温は23~27℃です。
アマゾン地域は気温が32℃を超えることはほとんどなく、1年を通じて寒暖の差はあまりありません。

ブラジルでは水道水に注意する必要があります。飲む際には十分沸騰させるか、飲用としてはミネラルウォーターを購入するのがベストです。
生水は消化器系の感染症やウイルス性肝炎にかかるリスクもあります。生の魚介類を通して寄生虫に感染することもあるので、食品は十分加熱しましょう。


ブラジルに渡航する際に注意しておきたい感染症は破傷風A型肝炎B型肝炎狂犬病、黄熱です。

破傷風は、傷口に破傷風菌というウイルスが入ることで発症し、重篤な場合は死に至るケースもあります。

A型肝炎は経口感染の恐れがあり、生の水やサラダなどから感染するケースがありますので注意が必要です。

B型肝炎は、感染者の血液や体液から感染するため、現地の方と性交渉などを行う場合はもちろんですが、医療機関での注射器の使いまわしなどによって感染する危険性があります。

狂犬病は、野良犬やコウモリをはじめとした哺乳類や肉食動物に噛まれたりなめられたりすることで感染します。市街地を歩く犬はもちろん、動物と触れ合うことがある際には注意が必要です。

黄熱はブラジルの広い地域で感染リスクがあります。蚊に刺されることで感染するため、虫除けスプレーを使用し、長袖・長ズボンを着用して肌を露出しないようにすることをおすすめします。
これらの感染症には有効なワクチンがありますので、渡航前に予防接種を受け、対策をしておきましょう。


ブラジルで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

ブラジルで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Hospital Brasilia
地域ブラジリア
住所SHIS QI 15, Lago Sul
電話番号(61)-3704-9000
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応
概要私立総合病院。 眼科を除いて全科に対応できます。受付はポルトガル語のみの対応です。英語を話す医師もいます。
施設名Hospital Santa Lucia
地域ブラジリア
住所SHLS 716, Conj. C
電話番号61-3445-0000
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応
概要私立総合病院。眼科を除いて全科に対応できます。受付はポルトガル語のみの対応です。英語を話す医師もいます。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載