フランス人会社社長に対する誘拐事案の発生について【報道】

１８日（日），南部州クリビ(Kribi)において，フランス人会社社長が誘拐される事案が発生した旨の報道がありました。同社長においては，当局の介入によりすでに解放された旨です。

【事案発生状況：報道】
○社長は，週末を同人の妻他１名とクリビのゴルフクラブで過ごした。
○１８日午後１時頃，同ゴルフクラブから車両で帰宅中，林道中程に障害が置かれていたことから停車を余儀なくされた。
○障害直近にいた男がタイヤの修理をするふりをしながら車両に接近してきたかと思うと，やにわに武器を取り出し社長等を脅迫した。
○さらに，武器を所持した２名が藪の中から現れ，社長らの所持品を調べた上，社長以外の２名を緊縛した。
○その後，犯人らは，社長のみをゴルフクラブに隣接する森の中に誘拐した。

以上の犯行状況から，下記点にご注意ください。
○車両乗車の際は，必ず施錠をし，外から開けられないような措置を取ってください。
○車両内には外部から見えるところに貴重品を置かないでください。
○運転時は，常に前方の状況を注視し，不審な点を認めた場合はUターンや右左折するなど方向転換してください。
○治安機関等以外の者が道路の通行を妨害する等の場面に遭遇した場合は，無理のない範囲で方向転換するなど，その場から離脱することを考慮に入れてください。
○何らかの犯罪被害にあってしまった場合は，咄嗟の動きを避け，犯人に抵抗することは避けてください。
○被害後は，安全な場所への避難を行い，治安機関への通報，近隣の警察官，警備員，住民等への救助依頼，当館領事班への連絡をお願いいたします。

カメルーン「安全の手引き」
https://www.cmr.emb-japan.go.jp/files/000454897.pdf

カメルーン「海外安全ホームページ」　
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_098.html#ad-image-0

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在カメルーン日本国大使館　領事班
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