●タンザニア南部ムトワラ州における襲撃事件と注意喚起について
10月14日夜,モザンビーク国境沿いのムトワラ州南部キタヤ村で,イスラム国を自称するテロリスト集団による襲撃事件が発生しました。また,同28日夜,同州南部3カ所のキリスト教の村でも襲撃事件が発生したとの情報もありました。
ムトワラ州では,近年,政府によるガスパイプライン建設をめぐり,住民による抗議デモ行動と治安部隊との衝突事案が発生しています。また,モザンビーク国境沿いでは,隣接するモザンビークのカーボ・デルガード州での治安悪化と武装勢力掃討作戦の実施に伴い,最近モザンビークから侵入したとみられるイスラム国(IS)を名乗る武装勢力による襲撃事件が発生し,死傷者が出ました。今後同様の襲撃事件の可能性は排除できず,難民の到来も懸念されることから,治安状況が悪化,不安定化することが予想されます。
現在,ムトワラ州は危険情報レベル2(不要不急の渡航は止めてください)が継続発出されています。在留邦人,邦人旅行者及び出張者の皆様におかれましては,同州への不要不急の渡航は止めていただきますよう,お願いいたします。
(問い合わせ先)
在タンザニア日本国大使館
EMBASSY of JAPAN in TANZANIA
住所:Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Road, P.O. Box 2577, Dar es Salaam, United Republic of TANZANIA
電話:+255-22-2115827/9
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ホームページ: http://www.tz.emb-japan.go.jp/index_j.htm
情報源:外務省 海外安全情報オープンデータをもとに作成しています。
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