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2021-03-05 11:25:17

クライストチャーチ・モスク襲撃事件から2年にあたっての注意喚起


3月15日は多数の犠牲者を出したクライストチャーチ・モスク襲撃事件から2年にあたりますので、その前後を含め、念のため、ご注意願います。


4日、2年前に襲撃事件の攻撃対象となったクライストチャーチ市内の2か所のモスクに対して、15日に車爆弾を含むテロ攻撃をオンラインで予告したとして、男性2名が逮捕されました。
 特に3月15日前後は、襲撃事件から2年にあたることを意識し、念のため、以下にご留意願います。
1 最新の関連情報の入手に努める。
2 金曜日に注意する。金曜日はイスラム教徒が集団礼拝を行う日であり、その際、モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがある。
3 以下の場所は、特にテロの標的となりやすいことを認識する。
  観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館等人が多く集まる施設、教会・モスク等宗教関係施設、公共交通機関、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)など。
4 上記3の場所を訪れる際には、できるだけ滞在時間を短くするとともに、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したならば速やかにその場を離れる。
5 現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き、冷静に行動するように努める。
6 具体的留意事項 
(1)車両突入の場合
   ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険度が増す。
(2)コンサート会場、スポーツの競技場等の閉鎖空間
  ア 会場には時間より早めに入る、終了後はある程度時間が経ってから退出するなどして、人混みを避けるようにする。
  イ セキュリティが確保されていない会場の外側や出入口付近は特に危険であり、こうした場所での人だまりや行列は避ける。
  ウ 不測の事態の発生を念頭におき、会場の出入口や非常口、避難の際の経路などについてあらかじめ確認しておく。
  エ 周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。
(3)爆弾、銃器を用いたテロに遭遇した場合
  ア 爆発、銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
  イ 頑丈なものの陰に隠れる。
  ウ 周囲を確認し、可能であれば、銃撃音などから離れるよう、速やかに低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うことがあるのて注意する。

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【問い合わせ先】
 在クライストチャーチ領事事務所
 電話:03 366 5680
 メール:enquily.chc@wl.mofa.go.jp

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