【ポイント】
●9日夕刻に発生した森林火災は、アルジェリア国内の17県に広がり、12日時点で100か所以上での出火が確認されており、多くの死傷者や多数の民家焼失等、甚大な被害が発生しています。
●多くの場所では未だに火災が継続し鎮火活動が続いていますので、発生地域及び周辺での活動にあたっては十分ご注意ください。
【本文】
1 9日に発生した森林火災は、大きな被害の発生しているカビリー地方ティジ・ウズ県の他、ベジャイア県、エル・タルフ県、ジジェル県、スキクダ県、アンナバ県、ゲルマ県、ブリダ県、ブーメルデス県、メデア県、スーカハラス県、ブイラ県、アイン・デフラ県、ヘンシュラ県、ウメル・ブアーギ県、セティフ県、テベッサ県で確認されています(上記に加え、ボルジ・ブ・アレリジ県にも影響が及んでいるとも報じられています。)
2 報道によれば、火災による死者は市民及び消火活動に従事した兵士を含め69人に上り負傷者も出ている他、多くの住居や施設が焼失し、火災現場では治療の為の医薬品等も不足している模様です。
3 以上の情勢を受け、テブン大統領は8月12日から3日間を国家の服喪期間と定めた他、海外からの支援も得つつ国内のあらゆる人員や物資を動員して消火活動に努めていますが、すべての火災の鎮火には至っていません。また、政府は火災が同時多発的に発生していることから、多くの火災の原因を犯罪によるものと判断し、12日夕刻、テブン大統領は22名の容疑者を逮捕したと発表しています。
皆様におかれましては、最新の関連情報の収集に努めると共に、発生地域及び周辺での活動にあたっては十分ご注意下さい。
(問い合わせ先)
在アルジェリア日本国大使館
住所:1, Chemin El Bakri, Ben Aknoun, 16028 Alger
電話:+213 (0)21 91 20 04 FAX:+213 (0)21 91 20 46
メール:eal-mm@al.mofa.go.jp
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情報源:外務省 海外安全情報オープンデータをもとに作成しています。
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