アルジェリア
アルジェリアの安全情報
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- 2021-07-12
アルジェリアの気候・風土
アフリカ北部に位置するアルジェリアは、首都のアルジェなど北部は地中海性気候で過ごしやすいですが、南部は砂漠気候で雨が少なく日中は冬でも35℃に達する高温地帯です。
北部においてもそうですが、日差しがとても強い国なのでサングラスや帽子、日焼け止めなど日光対策をしておいてください。乾燥にも気を付けて水分や塩分の補給はこまめに行いましょう。
アルジェリアで注意したい病気には感染性の胃腸炎があります。
現地での生活に慣れている長期の滞在者にも急性腸炎がよく見られるので、食事や飲料水にはくれぐれも注意してください。
レストランや食料品店には不衛生なところもあります。嘔吐や下痢が見られた時は早めに病院を受診しましょう。症状が進行すると発熱や意識障害などを併発することもあります。
アルジェリアに入国するのに予防接種の義務はないですが、A型・B型肝炎、腸チフス、狂犬病、破傷風などの予防接種は受けておいた方が無難です。
子どもも同様で、加えて、ポリオなど日本の定期予防接種は必ず受けておきましょう。
黄熱流行国からアルジェリアに入国する際には、黄熱の国際予防接種証明書が必要です。
こちらも必要であれば渡航前に確認・準備をしておきましょう。
アルジェリアの医療レベルは、首都のアルジェでは高い医療が受けられますが、地方に行くと満足な治療を受けることのできる医療施設を見つけることも難しい場合があります。
また、医師や看護師の衛生観念が日本と異なり、院内感染の不安もあります。
さらに、医療レベルの高い病院でも日本語はおろか英語もほとんど通じません。
病状によってはフランスなどで治療を受けた方がよいでしょう。
アルジェリアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
アルジェリアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Clinique CHAHRAZED(クリニック・シャラゼッド) |
---|---|
地域 | アルジェ |
住所 | 4, Lot.Allioua Fodil, Cheraga |
電話番号 | 023.36.57.47 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 総合私立病院。耳鼻咽喉科以外ほぼ全科あり。24時間対応可能な救急外来あり。夜間は産婦人科,小児科,蘇生科,放射線科の当直医4人体制。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載