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2018-08-02 00:00:00

ルワンダの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)


ルワンダの危険情報を更新しました(【危険レベル継続】(内容の更新))。


1 概況
(1)治安について
 ルワンダ政府は治安維持対策に積極的に取り組んでいるため,ルワンダの治安情勢は安定しており,アフリカ諸国の中でも比較的一般犯罪の少ない国の一つと言われています。2017年8月に再選されたカガメ大統領は,引き続きルワンダの治安維持に力を注いでいることもあり,今後も治安は安定すると見込まれます。

(2)テロについて
 2016年にルワンダ国内で数名のルワンダ人がテロリストとして警察に逮捕及び射殺された例がありますが,その後テロ事案は発生しておらず,現在のところルワンダがテロの対象との情報はありません。他方,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,外務省海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
 全土
  レベル1:十分注意してください。(継続)
(1)首都キガリ市
 現在,キガリ市内の治安情勢は落ち着いています。一般犯罪は少ないとはいえ,キガリ滞在中はホテル等の宿泊施設において現金等を盗まれる事件が散発しているので,セキュリティがしっかりした宿泊施設に滞在してください。また,夜間に徒歩で外出する外国人がバイクタクシーによりバック等をひったくられる事案が散発しているため,夜間の外出は控えてください。

(2)その他の地域
ア キガリ市を除くその他の地域においても,一般犯罪件数は少なく基本的に平穏です。一方,地方では街灯が整備されておらず,夜間は非常に暗くなりますので,事件・事故に巻き込まれないために,日没後は外出を控えてください。
イ コンゴ民主共和国との国境にあるキブ湖周辺は,西部大地溝帯沿いにあるため,火山活動による地震が発生するほか,キブ湖には有毒性ガスが含まれている場所があり,このガスによって死亡者も出ているため,湖周辺には立ち入らないようにしてください。
ウ コンゴ民主共和国東部と国境を接する西部県においては,まれに国境を挟んで両国軍同士や武装勢力とルワンダ軍による武力衝突事案が起きています。現在のところ,コンゴ民主共和国東部情勢がルワンダの治安を直ちに脅かす状況ではありませんが,同地域における武力衝突が激化すれば,その影響等により国境沿いの治安情勢が急変する可能性も否定できません。また,2018年5月には,コンゴ民主共和国のゴマ周辺(ルワンダとの国境付近)を観光中のイギリス人2名が誘拐され,その現地ガイドが殺害される事案も発生しています。
 ルワンダ南方に位置する隣国ブルンジでは,2015年の大統領選挙後にクーデター等が発生して治安情勢は悪化したものの,その後の治安は徐々に安定しています。ただし,ブルンジ側の国境付近の森林地帯にはブルンジ人武装勢力が潜伏している地域があると言われています。なお,このような情勢を踏まえ,ルワンダ国防軍は国境の警備を強化しており,兵士や軍隊車両の撮影を行うとカメラを没収されることもあります。
 コンゴ民主共和国と国境を接する西部県ルバブ郡及び北部県ムサンゼ郡周辺の国立公園,ブルンジと国境を接する南部県の国境付近などへの渡航・滞在に際しては,事前に外務省,在ルワンダ日本国大使館及び現地報道等から現地情報を入手するなど十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。外務省,在ルワンダ日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するように努めてください。万一,事件・事故等に巻き込まれた場合には,速やかに在ルワンダ日本国大使館に連絡してください。
(1)安全対策
 ルワンダの治安情勢は,上記のとおり国内情勢のみならず,周辺国の情勢にも大きく左右されますので,ルワンダへの渡航に当たっては,渡航目的にかかわらずこの点に十分留意してください。このような状況から,ルワンダとコンゴ民主共和国との国境やルワンダとブルンジとの国境を陸路で移動することは避けてください。また,主要都市以外の渡航・滞在に際しては,事前の現地情報入手,綿密な行動計画の作成,現地ガイドの同行,移動は日中のみに限定,緊急連絡先の常時把握など,十分な安全対策を講じてください。渡航・滞在に際しては,信頼できる旅行代理店や宿泊施設を選び,日没後の不要不急な外出や移動を控えるほか,旅券(有効な査証)を携行するなど,細心の注意を払ってください。外出の際には身の周りの安全に注意し,自宅,職場や滞在先で不測の事態が発生した場合には,在ルワンダ日本国大使館に速やかに連絡してください。

(2)治安情報の入手
 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在ルワンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ルワンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )

4 外務省海外安全ホームページ(http://www.mofa.go.jp/anzen/ )を参照し,ルワンダに関するスポット情報,広域情報や隣国のコンゴ民主共和国,ブルンジ,タンザニア及びウガンダについての危険情報についても常に留意してください。

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
 ○在ルワンダ日本国大使館
 住所:Blue Star House, 35, KG7 Avenue, Kacyiru, Kigali, Rwanda
(テレコムハウス斜め向かいの青いガラス張りのビル)
 電話:255-500-884(代表)
    国外からは(国番号250)255-500-884 
 ホームページ:http://www.rw.emb-japan.go.jp/

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