新型コロナウイルス感染症についての注意喚起【第７報】（３月２２日１６：００現在）

１　感染状況
（１）ボスニア・ヘルツェゴビナ国内の新型コロナウイルス感染者は，引き続き増加傾向にあり，現時点で９４名（死亡者１名を含む）の感染が確認されています。

２　出入国制限
（１）　３月１５日から，日本人のボスニア・ヘルツェゴビナへの入国は禁止されています。
（２）　サラエボ国際空港は，ローマ便（フライ・ボスニア航空），ミュンヘン便（ルフトハンザ航空），ベオグラード便（セルビア航空），ウィーン便（オーストリア航空），ドーハ直行便（カタール航空）が欠航，バニャルカ空港は，ベオグラード便（セルビア航空）が欠航，トゥズラ空港は全便欠航となっています。したがいまして，現時点では，ボスニア・ヘルツェゴビナから日本へ帰国するルートは，サラエボからイスタンブール経由（トルコ航空），またはサラエボからザグレブ経由（クロアチア航空）でブリュッセル乗り換えのルートがございますが，今後の状況次第で運行に変更が生じる可能性があります。
（３）　陸路国境につきましては，セルビア及びモンテネグロは，既にボスニア・ヘルツェゴビナとの国境を閉鎖しており，クロアチアについても，自国民の帰国とＥＵ市民の自国への出国を例外として国境を廃さしています。

３　国内の移動制限
（１）　ボスニア・ヘルツェゴビナ国内では，既にご案内のとおりバスやトラム等公共交通の運行停止，食料品店・パン屋・薬局・ガソリンスタンドを除く商店の閉店に加え，ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦においては，１８歳未満及び６５歳以上の外出禁止及び全市民の午後６時から午前５時までの外出禁止措置，また，スルプスカ共和国においては，６５歳以上の外出禁止及び全市民の午後８時から午前５時までの夜間外出禁止措置がとられています。

４　当地に滞在されている邦人の皆様におかれては，咳・発熱等の症状が続く場合には，直接病院等の受診に訪れず，自宅等に待機した状態で，以下，公衆衛生局の連絡先に連絡しご相談ください。なお，緊急連絡番号の「１１２」にも連絡が可能です。また，公衆衛生局との連絡に問題が生じる場合には，ボスニア・ヘルツェゴビナ外務省の緊急連絡先（電話：（＋３８７）（０）３３―２８１－３０９，メール：emergency@mvp.gov.ba ）に連絡してください。
（１） サラエボ市
（＋３８７）（０）６２　０８６　２８２
（＋３８７）（０）６２　０３０　７７８
（＋３８７）（０）６２　０３０　７９６
（＋３８７）（０）６２　０３０　７２８

（２） モスタル市
（＋３８７）（０）３６　５５１　４７８
（＋３８７）（０）６１　７１３　７４１
（＋３８７）（０）６１　３２７　２８１

（３） トゥズラ市
（＋３８７）（０）３５　３０７　７０５
（＋３８７）（０）６１　８８８　０６５

（４） ゼニツァ市
（＋３８７）（０）３２　４４８　０３６
（＋３８７）（０）６１　４５５　５１０
（＋３８７）（０）６１　５０８　１２５

（５） スルプスカ共和国
（＋３８７）（０）８０　０５０　５５５

４　現時点で，当地に滞在されている邦人旅行者の皆様につきましては，入国後，咳・発熱等の症状が続く場合には，空港または陸路国境施設にて配布されたパンフレットに従い緊急連絡先に連絡してください。また，上記３の連絡先につきましても連絡ができますので，必要に応じご連絡ください。上記３の公衆衛生局との連絡に問題が生じる場合には，ボスニア・ヘルツェゴビナ外務省の緊急連絡先（電話：（＋３８７）（０）３３―２８１－３０９，メール：emergency@mvp.gov.ba ）に連絡してください。

５　引き続き，感染予防のため以下の点にご注意ください。
（１） 発熱や咳等の症状がある人物との密接な接触は避けてください。
（２） 市場等を含め，動物や動物の死骸等との接触は避けてください。
（３） 調理の不十分なものまたは生肉の摂食はしないでください。
（４） 石けんまたはアルコール消毒液で定期的に手洗いを行ってください。
（５） 呼吸器感染症の症状（発熱，咳，呼吸困難）等がある場合には，すぐに医療機関を受診することをお勧めします。
（６） 呼吸器の病気にかかっている人は鼻と口を覆うようにマスクをし，咳やくしゃみをするときはティッシュベーパー等を当ててください。

【参考】
●外務省海外安全HP
https://www.anzen.mofa.go.jp/

●在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館
https://www.bosnia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

●ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦公衆衛生局
https://www.zzjzfbih.ba/

●スルプスカ共和国公衆衛生局
https://www.phi.rs.ba/index.php?view=kategorija&id=18&lang=EN

●厚生労働省
〇新型コロナウイルス関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

●首相官邸ホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202003/18corona.html

●世界保健機関（WHO）
https://www.who.int/health-topics/coronavirus

（問い合わせ窓口）
○在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館
住所：Bistrik 9, 71000 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
電話：（３８７）－３３－２７７－５００
ＦＡＸ：（３８７）－３３－２０９－５８３
電話交換業務時間：平日８時３０分～午後５時００分
領事窓口対応時間：平日９時００分～１２時００分、午後１時３０分～午後５時００分
緊急連絡先（休館日および夜間）：（３８７）－６1－１３５－０２６
ホームページ：http://www.bosnia.emb-japan.go.jp
大使館代表Eメールアドレス：japanbih@sx.mofa.go.jp

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