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ボスニア・ヘルツェゴビナ


ボスニア・ヘルツェゴビナの気候・風土

バルカン半島にあるボスニア・ヘルツェゴビナは、気候は大まかに南部と内陸部に分けられ、南部が地中海性気候、内陸は内陸性気候に属します。
地中海性気候の地域は比較的穏やかです。首都サラエボなど国土の大部分は内陸性気候の地域にありますが、夏冬の寒暖差が激しく、夏は40度近く、冬は0度以下まで下がることがあります。

四季の別は豊かで、旅行に向いたシーズンは5月から9月頃でしょう。
首都サラエボ以外では水道水は汚染の危険が大きく、飲用は勧められません。
サラエボであっても、衛生上の問題こそ少ない良質な水ではありますが、硬水のため下痢や腹痛を起こすことがありますのでミネラルウォーターを用意しましょう。

衛生環境は地域によって大きく異なり、注意が必要です。
カンピロバクターやサルモネラ菌などの細菌性食中毒、ロタウィルスやノロウィルスなども頻度も高く、旅行者が行くレストランなどでも発生することがあります。

森林地域ではダニ脳炎という、マダニによる感染症が考えられます。
ワクチンを接種しておくほか、森林では肌を露出しない服装を心がけてください。

首都サラエボでは1万頭以上の野犬がいるとされ、特に狂犬病には警戒が必要です。
渡航前に予防接種による対策をし、どの動物にも不用意な接触は避け、万一咬まれた際には急いで医師の診察を受けてください。
犬のほかにリス・キツネ・コウモリなどが危険の大きな動物です。

その他に注意すべき感染症は、A型肝炎B型肝炎破傷風などです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。

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ボスニア・ヘルツェゴビナで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

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  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...

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  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

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  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

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  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...

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  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

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  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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ボスニア・ヘルツェゴビナで日本語・英語対応可能な医療機関

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情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載