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ウクライナ


ウクライナの気候・風土

ウクライナが面している黒海は内海のため、ウクライナは主に内陸性気候の国です。
しかし広い国なので気候も地方によって差があり、黒海の沿岸地域は地中海性に近い気候です。
とりわけヤルタなどクリミア半島は夏の保養地として歴史的に愛されてきました。

動物、特に哺乳類は狂犬病に気を付けてください。市街地の野良犬や野良猫、リスやコウモリのような小動物まで含めてリスクあります。
狂犬病は動物を凶暴化させますので、不用意に近づくだけでも危険です。
事前に予防接種で対策をすることをおすすめします。万一咬まれたら軽傷でも必ず医師の診察を受けてください。

現地では森に生息するマダニというダニの一種に咬まれることでダニ脳炎やライム病に罹患の危険があります。
ワクチンの事前接種と、森林では肌を露出しないこと。長袖長ズボンと帽子などで肌を隠し、ブーツにズボン裾を入れるなどの対策を取るようにしましょう。

その他に注意すべき感染症は、A型肝炎B型肝炎破傷風などです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。
ウクライナは定期予防接種率が低く、ポリオの再興が危惧されています。
麻疹風疹・水痘の散発的な流行も見られますので、成人でも最後の接種から20年以上経っている方はこれらの疾患へのワクチン再接種もご検討ください。


ウクライナで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

  • 破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...

  • A型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

  • B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

  • 狂犬病とは?症状や予防接種について >>

  • ポリオ

    ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...

  • ポリオとは?症状や予防接種について >>

  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...

  • 腸チフスとは?症状や予防接種について >>

  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

  • 麻しん(はしか)とは?症状や予防接種について >>

  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

  • 風しんとは?症状や予防接種について >>

ウクライナで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Boris (Борис)
地域キエフ
住所12-A,Prospekt Bazhana Київ пр. Бажана, 12 А
電話番号(044) 238-0000
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要CT,MRI等の検査設備を完備した総合病院。外科手術も可能です。 ボリスピル空港へ行く高速道路の南側,市内中心部より約20分。 入院料金:室料250US$/日,(例)虫垂切除:手術前に3,000US$の保証金必要

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載