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スロベニア


スロベニアの気候・風土

スロベニアはイタリアの東、オーストリアの南に位置する比較的小さな国で、面積は20,273平方キロメートルで日本でいうと四国程度です。
首都はリュブリャナ、言語はスロベニア語ですが、英語も良く通じます。
リュブリャナは日本に比べ涼しく、夏でも20度前後までしか上がらず過ごしやすいと言えるでしょう。冬は0度を下回ることも多く、山岳地帯では降雪も多くなっています。

年間降水量は少なくて800mm程度、多い地方では3,000mmと地方によって大きく差があります。
衛生状態も良く、水道水はそのまま飲んでも問題なく、レストランなどの飲食も問題ありません。
医療レベルも先進国並みに発達しており、万が一病気になった際も安心して医療機関を受診することが可能です。

感染症については、スロベニアでの特別な病気はありませんが、ヨーロッパに広く分布するダニ脳炎には注意が必要です。
ダニ脳炎は主にマダニに噛まれることで感染し、もし発症した場合には発熱や麻痺などの脳炎の症状が出始め、重症になると治っても後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至るケースもあります。
スロベニア内ではリュブリャナ周辺の森林に生息するマダニが主な感染源であるため、もし森林に立ち入る場合は長袖長ズボンの着用、及びダニ除けのスプレーやローションを活用し、ダニ脳炎予防を行ってください。
森林地域に入る可能性のある方は事前にワクチン接種による対策をおすすめします。

その他には特筆すべき感染症は見られませんが、肝炎や狂犬病などの一般的な予防接種は受けてから渡航するようにしましょう。

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スロベニアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

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  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...

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  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

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  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

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  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...

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  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

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  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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スロベニアで日本語・英語対応可能な医療機関

現在確認できていません。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載