エルサルバドル
エルサルバドルの安全情報
- 2021-09-15
- 2021-09-11
- 2021-08-14
- 2021-07-17
- 2021-07-16
- 2021-07-10
- 2021-07-08
- 2021-06-30
- 2021-06-17
- 2021-05-15
エルサルバドルの気候・風土
エルサルバドル共和国はラテンアメリカにある国で、非常に国土は小さいものの人口は多く、また人口密度も非常に高い国家として知られています。
都市化が急速に進んだため農村部からの移住者が急増しいくらかの問題を抱えています。
中央アメリカの国々の中で唯一カリブ海に面さない国でもあります。
気候は熱帯気候ですが、雨季と乾季にはっきり分かれています。
太平洋側は暑く、中央高原は涼しいといったように、地域によっても気候の変化があります。
5月から10月までが雨季、11月から4月までが乾季で、乾季の時期にはほとんど雨が降りません。
エルサルバドル共和国で注意すべき感染症は他のラテンアメリカの国々と同様マラリアやデング熱、チクングニア熱です。
いずれも蚊を媒体としているため、蚊に刺されないように長袖、長ズボンを着用して肌の露出を避け、虫よけスプレーなど細心の注意を払ってください。
さらにサシチョウバエが媒介するリーシュマニア症にも警戒が必要です。
原因不明の発熱、全身の倦怠感などが現れます。
加えてトリパノソーマ・クルジという原虫を病原体とするシャーガス病も要注意です。
感染して慢性期に移行すると死に至ることも少なくありません。
体調不良を感じたらすぐに医療機関に行くようにしましょう。
渡航前にはA型肝炎やB型肝炎、狂犬病、破傷風、腸チフスなどの予防接種は受けてから渡航することをお勧めします。
エルサルバドルで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
エルサルバドルで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Hospital de La Mujer(オスピタル デ ラ ムヘール) |
---|---|
地域 | サンサルバドル |
住所 | 81 Av. Sur y Cl. Juan Jose Cañas, Col. Escalón, San Salvador |
電話番号 | 2555-1200 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不可 |
英語対応 | 可 |
概要 | 病院名の通り産科婦人科から開院した病院ですが,現在はほぼ全診療科を開設している総合病院です。各種診断機器の設置状況も比較的良好です。救急部は24時間対応で患者を受け入れています。一般診療は完全予約制で,病院としての公示診療時間というものはありません。日本語での受診は不可で,一部の医師は英語での診療が可能ですが,受付を含むコメディカルはスペイン語のみです。医療費の支払いは,診察前に支払い保証の確認があり,現金,クレジットカードでの支払いが可能です。サンサルバドル在住の邦人の利用頻度が最も多い病院で邦人の入院治療実績もあります。一般的な内科疾患における治療は問題ないと思われ,特に心臓血管系に関しては専門の循環器センターを併設しております。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載