エジプト
エジプトの安全情報
- 2021-08-08
- 2021-07-21
エジプトからの全ての帰国者・入国者に対する水際強化措置の変更(日本時間7月24日午前0時入国から停留不要(現状の3日間停留からの変更))(エジプト)
- 2021-07-16
- 2021-07-06
エジプトからの全ての帰国者・入国者に対する停留措置(日本時間7月9日午前0時入国から、3日間の停留(現状の6日間停留からの変更))(エジプト)
- 2021-06-19
- 2021-06-17
- 2021-06-11
- 2021-05-20
- 2021-05-14
- 2021-05-06
エジプトの気候・風土
エジプトは国土のほとんどが砂漠で、地中海沿いの一部の地域以外、乾燥熱帯の気候です。
首都のカイロも含め、内陸部の年間の降雨量は平均30ミリ弱であり、気温の高い夏場は胃腸炎や脱水症、砂嵐の発生しやすい2~5月にかけては鼻炎や喘息など呼吸器疾患が多く見られます。
また、エジプトというと暑い国というイメージがありますが、冬場の気温は5℃以下にまで下がりますので、渡航する季節によっては寒さ対策もしておきましょう。
エジプトで旅行者に最も見られる病気は食中毒です。ウイルスや細菌に汚染された食べ物や飲み物で感染します。
嘔吐、腹痛、下痢が主症状ですが、時には発熱や血便なども伴います。人から人に感染することはありませんが、排泄物や嘔吐物などを媒介に感染することがあるので注意しましょう。
また、A型・B型・C型肝炎も非常に多く見られます。
予防接種など感染予防に努めてください。さらに、エジプトでは流行性の髄膜炎もよく起こります。
国民の1割近くが保菌者と言われていますので、人混みを避けたり予防接種を受けたりなど対策をしておくことをおすすめします。
また、エジプトといえばナイル川に行ってみたいと思う人は多いでしょうけれど、ナイル川にはビルハルツ住血吸虫が生息しているので川に入ることは避けましょう。
ビルハルツ住血吸虫症はエジプト人の死因のなかでも特に多い寄生虫症です。
感染症への備えとしてエジプトへの入国前に、大人はA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフスの予防接種を、子どもはポリオ、BCG、DPT、B型肝炎のほか、風疹や麻疹、流行性耳下腺炎の予防接種を受けておくと安心です。
エジプトで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
エジプトで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Anglo American Hospital(アングロアメリカンホスピタル) |
---|---|
地域 | カイロ |
住所 | Near Cairo Tower, Gezira, Cairo, カイロタワーの隣 |
電話番号 | (02)-2735-6162~-6135 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 1903年創立のカイロでも老舗の私立総合病院。ゲジーラ島に位置し,在留邦人の多いザマーレク等,市中心部から近い。設備や建物はやや古いが,24時間体制で診療を行っており,対応も比較的早い。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載