ドミニカ

ドミニカの安全情報
ドミニカの気候・風土
カリブ海に浮かぶ島ドミニカ国は自然が豊かで水は豊富、気候は年間を通じて穏やかです。
熱帯海洋性気候で日中の平均気温は30度前後、夜間は22~24度前後になります。
年間を通じ降水量は多く、湿度は高め。突発的な雨が降ることも多いので、注意が必要です。
ドミニカ国内の衛生状況はあまりよくありません。
ドミニカ国で注意が必要な感染症としては、飲食物や飲料水など経口から感染するA型肝炎、血液を介して感染するB型肝炎、食べ物や水に含まれているチフス菌によって感染する腸チフス、そして破傷風などがあります。
これらはワクチンを接種することによって感染を予防できますので、渡航前に予防接種を済ませておくと安心です。
その他にもカリブ地域一帯はエイズ罹患率が高いので、HIVについても注意が必要です。
ドミニカで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
ドミニカで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Hospiten Bávaro (オスピテン ババロ) |
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地域 | プンタカナ(ババロ) |
住所 | Carretena Higüey - Punta Cana a 500 mts del Cruce de Verón), 1422 Punta Cana Bávaro |
電話番号 | 809-686-1414(代表,救急) |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 総ベッド数 70床,ICU 6床の私立病院です。サントドミンゴにあるHospiten Santo Domingoと同じ系列です。救急外来は24時間受診可能で小児の救急患者も受け入れています。またCTも設置されています。英語の他,フランス語での対応が可能です。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載