トリニダード・トバゴ

トリニダード・トバゴの安全情報
- 2021-07-02
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- 2020-07-21
- 2020-07-18
トリニダード・トバゴの気候・風土
乾季と雨季という2つの季節を持つトリニダード・トバゴの気候は、熱帯性気候です。
1月から6月までは乾季となり、雨はほとんど降りません。
そして7月から12月までは雨季となるため、雨が降る日が多くなりますが、他のカリブ海諸島と比べるとハリケーンによる被害がとても少ない点が、トリニダード・トバゴの大きな特徴と言えます。
年間を通して朝晩は涼しく、昼間は温かく、日中なら気温は30度程度まで上がります。
トリニダード・トバゴの衛生事情は日本と比べるとかなり劣悪で、水道水の質も不安です。
そのため、水道の蛇口から出てくる水をそのまま飲まないことはもちろん、シャワーを浴びている時にも水を飲んでしまわないように注意しましょう。
トリニダード・トバゴで起こりやすい感染症はいくつかありますが、やはり多いのは蚊やブヨによって感染するデング熱やマラリア、ジカウィルスなどです。
トリニダード・トバゴはWHOが定める黄熱感染地域のため、ここを経由して別の国へ渡航する際などには、ワクチン接種証明書の提出を求められるなど、感染症に関しては他の国よりも注意が必要となります。
トリニダード・トバゴへ渡航する際に推奨される予防接種はいくつかあります。破傷風、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、黄熱などです。
ワクチンの接種は4~6週間前にすませておきましょう。黄熱のワクチン接種は、生後9カ月以上の人は全員が接種対象となりますが、妊婦さんや免疫不全者、そして卵アレルギーを持っている人は接種の適応外となっています。
トリニダード・トバゴで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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トリニダード・トバゴで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | St. Clair Medical Centre |
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地域 | ポート・オブ・スペイン市 |
住所 | 18 Elizabeth Street, St. Clair, Port of Spain |
電話番号 | 628-1451/2 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 日本国大使館に隣接する私立総合病院で,いくつかの施設に分かれています。近くのMRI Centreで精密検査も行えます。24時間対応の救急外来(ER)あり。心筋梗塞や脳梗塞にも対応可。血液透析可。外国人がかかりやすい市内の私立病院のひとつ。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載