ドミニカ共和国

ドミニカ共和国の安全情報
- 2021-09-18
- 2021-08-15
- 2021-08-14
- 2021-08-11
- 2021-08-07
夜間外出禁止令の一部地域における解除について/Acerca del levantamiento del toque de queda en algunas zonas(ドミニカ共和国)
- 2021-07-20
- 2021-07-15
- 2021-07-15
夜間外出禁止令の時間帯の変更について/Modificaciones de las medidas del toque de queda(ドミニカ共和国)
- 2021-07-10
- 2021-07-07
夜間外出禁止令の措置変更について/Modificaciones de las medidas del toque de queda(ドミニカ共和国)
ドミニカ共和国の気候・風土
ドミニカ共和国は中南米のカリブ海に浮かぶ小さな国で、日本の九州地方程度の面積を有しています。
首都はサントドミンゴという都市で、気候は亜熱帯海洋性気候、年間の平均気温は25度前後、湿度も低いため比較的過ごしやすい気候になっています。但し夜は20度を切るため、一日の中での温度差が大きく、体調を崩しやすいので注意が必要です。
水道水は飲むのには適しておらず、そのまま飲んだ場合胃腸の調子が悪くなってしまう恐れがありますので、ミネラルウォーターを準備しておくようにしましょう。
また飲食物の衛生面もあまりよくありませんので、野菜などを生のまま食べることは避けてください。
ドミニカの医療水準は都市部と農村部などの地域によって大きく異なりますが、日本や先進国に比べると医療技術は劣ってしまいます。
重症であったり手術が必要な場合は日本で治療を受けることが好ましいです。
ドミニカ内で受診が必要な場合は外国人が多く利用する医療機関を受診するようにしましょう。
ドミニカで注意すべき病気としてはデング熱、ジカ熱、チクングニア熱、マラリアなどの蚊を媒体として感染してしまう病気です。
特にデング熱は1割程度の確実でデング出血熱に発展し重症化する恐れがあり、デング出血熱になると最悪の場合死に至るケースもあります。
いずれにおいても蚊に対する対策が非常に重要になりますので、長袖・長ズボンを着用してあまり肌を露出させないようにし、虫よけスプレーなどを活用して、蚊に刺されないよう細心の注意を払ってください。
その他、人の狂犬病感染も毎年のように報告されております。
狂犬病は万が一発症すれば100%死ぬという恐ろしい病気です。犬だけでなく猫やコウモリなど狂犬病ウイルスを持つ動物から噛まれることで感染するため、動物には最大の注意を払って下さい。
なお、狂犬病についても有効なワクチンがありますので、事前にワクチン接種による対策をしておきましょう
ドミニカ共和国で注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
ドミニカ共和国で日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Hospiten Santo Domingo(オスピテン サントドミンゴ) |
---|---|
地域 | サントドミンゴ |
住所 | Alma Máter esq. Bolivar, s/n 1422 Santo Domingo |
電話番号 | 809-541-3000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 1978年開院,2001年に全面改装した全個室44床,ICU 7床,NCU 4床を持つ病院です。消化器科,呼吸器科,循環器科,神経内科,小児科,泌尿器科,外科,整形外科,脳神経外科,心臓外科,眼科,耳鼻咽喉科を標榜しています。1階の救急部門は入り口が別で24時間診療を行っています。夜間の救急は医師2名(他に病棟に2名,ICUに 1名,小児ICUに1名)が対応しています。検査室も同じフロアにあり,24時間稼働しています。救急対象患者は,大人,小児の両方です。5階は特別フロアで,病室と家族用の部屋が隣同士で各室にシャワーがある特別室があります。1日477米ドルかかります。この病院には英語を話すコーディネータがおり,外来・検査の予約,案内をしてくれます。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載