マカオ

マカオの安全情報
- 2020-08-25
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- 2020-07-27
マカオの気候・風土
亜熱帯気候のマカオは、年間の平均気温が20℃前後と1年を通じて暖かい地域です。ただ、湿度はいつでも70~90%とかなり高く、5~11月は雨季になり台風もたくさん上陸します。
マカオには水道設備が整備されていますが、飲用には念のためミネラルウォーターを用意しておいた方がよいでしょう。
マカオで気を付けたい感染症に、A型肝炎や細菌性赤痢といった消化器系の病気があります。
細菌やウィルスの付いた食べ物による食中毒にも注意しましょう。食べ物はしっかり加熱調理されていることを確認してください。
また、蚊にも要注意です。都会でも蚊を媒介にチクングニヤ熱やデング熱が発生することがあります。
鳥インフルエンザも時々報告されるので、鳥だけでなく野良犬や野良猫など動物には迂闊に触らない方がよいでしょう。
マカオに渡航するのなら、事前にA型肝炎、B型肝炎、破傷風の予防接種を受けておくことをおすすめします。
農村部に行く時は念のため日本脳炎の予防接種も受けておいた方がよいでしょう。
マカオは医療機関が整備されていますし、日本語が通じるところも見つかりますが、設備が十分に整っていないところもまだまだ見られますから、なるべく医療機関を受診しないで済むように注意してください。
市販薬など服用中の薬がある場合は、現地で入手するよりも、飲み慣れたものを日本から持っていった方が安心です。
マカオで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 日本脳炎
日本脳炎は日本を含むアジアで広く発生している感染症で蚊によって伝播していきます。感染した人のうち、実際に発症するのは100人から1000人に1人の割合と言われていますが、発症すると脳炎による意識障害を...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...